今週のお題「ごはんのお供」
きょうもごはんのお供のおはなしです。
ご飯にかけるだけで、おかずを食べなくても白米が消費されてしまうという恐ろしいものがあります。
それは「ふりかけ」です。
子どもの頃、ずいぶんお世話になりました。
食が細くて好き嫌いが多い子どもだったので、ふりかけは強い味方でした。
大根の葉のふりかけ
今でも大根の葉が手に入るとよく作ります。
実家でも母がよく作ってくれました。
とんぶりのふりかけ
これも子どもの頃からよく食卓に並んだ、手作りふりかけです。
とんぶりは秋田の特産ということで有名らしいですが、実家の岩手でも旬の秋になるとよく食べていました。
生のとんぶりをさっと茹で、目の細かいザルか布巾で濾します。
あとはくるみと味噌大根をみじん切りにして、とんぶりと混ぜ、塩少々を全体にかけます。
とんぶりとくるみと味噌大根のどれが欠けてもこの味にはなりません。
特に味噌大根は、母いわく「口が曲がるほどしょっぱい」ものでなくてはいけません。
この3つは見た目のかさで、ほぼ同量を混ぜます。
とんぶりは軽いので、グラム数で同量ではありません。
とんぶりのことを当時は「ほうきの実」と呼んでいました。
ホウキグサの実だからそう呼んでいたというのは、あとから知りました。
とんぶりは食物繊維が豊富で、粘膜を保護してくれるビタミンAや血圧を下げてくれるカリウムを多く含んでいます。
とんぶり自体には味がなく、ぷちぷちとした食感が特徴です。
くるみと味噌大根との組み合わせは、食感と味が絶妙なバランスを作り出していて、白いご飯がいくらでも食べられます。
残念ながら、画像はないです。
今度、いいとんぶりとしょっぱい味噌大根が手に入ったら作ってみます。
特製ごま塩
市販のごま塩は、ごまの方が軽いので塩が最後に残ってしまいます。
同時に使い切るために、ごまに塩をコーティングします。
作りやすい分量で、炒り黒ごま 60g、塩20g(小さじ3)、水60mlで作ります。
フライパンに材料をすべて入れ、始めは中火で、水分がとんできたら弱火にして、パラパラになるまで加熱します。
幼稚園の給食の調理をしていた時に覚えたごま塩の作り方です。
子どもクッキングでもやってもらいました。
ごまも香ばしくておいしいので、作った子ども達にかなりつまみ食いされてしまいました。