家庭の縮小の話の続きです。
家庭という器とその役割は、人の成長と並行して変わっていきます。
その変化の過程が家庭のライフサイクルです。
家庭のライフサイクル
1人暮らしを続ける人は1人暮らしで家財が増えていく感じです。
結婚して家族を持つ場合は次のようなライフサイクルになります。
1人暮らし期
最低限必要なもの、自分が好きなものだけを揃えて、それなりに満足できる空間を作りあげます。
2人暮らし期
生活に必要なもの、家事サポートグッズ、ぜいたく品が少しずつ増えていきます。
2人暮らし+子ども期
子ども用品、学校用品、スポーツ用品、勉強関連、趣味のものが爆発的に増えます。
子ども減り期
この段階では物を減らすことができません。子どもの部屋にも手がつけられません。
2人暮らし
子どもがみんな独立してしばらく経ったら、ようやく子ども用品を減らしていけます。
子ども用品以外でも、ほとんどのものはもういらなくなってきます。
お互いに歳をとってきたなと感じるようになったら、1人になった時に残すものの見積りを始めます。
1人暮らし
暮らしていくのに必要なものにしぼります。
それ以外に、老化をサポートして暮らしを楽にしてくれるものを揃えます。
最後まで近くにあってほしいものは厳選して身近に置きます。
残る相手がいる場合は、後始末について相談しておきます。
家庭のライフサイクルの重なり
家庭のライフサイクルは、子どもがいると重なり合って進みます。
[自分の世代] [子供世代]
1人暮らし
2人暮らし
プラス子ども
子ども減り期 1人暮らし
2人暮らし ↓
1人暮らし ↓
クロージング ↓
まとめ
家庭は注意しないと、どんどんモノがあふれて広がっていってしまいます。
自制心と克己心のある人ならコントロールできるのでしょうか、なかなか難しいです。
うちもいい加減、膨れ上がってしまったので、これから縮小していこうと思います。
ライフサイクルのそれぞれの期については、これから細かく分析してみます。