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楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

レシピのかけら5 シチューの時のホワイトソースの作り方

本日は振替休日の月曜日、いいお天気でした。

 

寒い時、風邪を引きそうなとき、作る料理に「ホワイトシチュー」があります。

その時使うホワイトソースは、市販のものより手作りの方が素材の味が引き出せる気がします。

とはいっても、手作りのホワイトソースは手間がかかります。

 

ダマになってしまったり、とろみが思ったように付かなかったり、わたしも失敗経験が多々あります。

その上で今採用しているやり方をご紹介します。

 

今回はシチューを作る場合で、ある程度の量のホワイトソースを作る場合です。

グラタンやドリアなど、少量でいい場合のやり方はまた別の機会に書かせていただきます。

 

まず、深めの鍋でくし切りにした玉ねぎ、と肉(豚や鶏ももなどの塊り肉をひと口大にして)をサラダ油で炒めます。

あとはお好みで人参、じゃがいも、コーンなど。

じゃがいもは煮込むので、比較的大き目に切ります。

 

水を加えて、煮ていきます。

アクを一通り取ったら、固形コンソメを投入してさらに煮ていきます。

 

さてここでやっと、ホワイトソース作りに取り掛かります。

小鍋にサラダ油を大さじ3ぐらい(ここは出来上がりの分量で調整ください)と薄力粉大さじ2ぐらいを入れて、ごく弱火にかけます。

目安としては、薄力粉全体に油が回ったら火から下ろします。

火にかけるのは油を温めて、全体に回りやすくするためです。

決して焦げ付くまでやってはいけません。

 

※ここでは使いやすさからサラダ油を使っていますが、バターでもOKです。

 

ここで、煮込んでる鍋からおたまで2杯分ぐらいの煮汁を、少しづつ混ぜて全体を伸ばしていきます。

なめらかな感じになってきたら、ここで冷蔵庫から冷えた牛乳を取り出します。

ここも少量づつ、加えては混ぜ、加えては混ぜします。

ここで多少のつぶつぶが残ることがありますが、前の手順で粉と油がよく馴染んでいれば、あとは煮ているうちにとろけてくるので、大丈夫。

 

ここまできたら、あとはまた鍋から煮汁をすくって少しずつ加えて溶かしながら大鍋にホワイトソースを加えます。

 

あとはかき混ぜながら煮込むだけです。

固めだったら、牛乳を加えてゆるめます。

逆にもっと粘度がほしいときは、パン粉をちょっとだけ加えます。

 

我が家のシチューは最後に隠し味の粉チーズを少々、加えて火を止めます。

 

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出来上がったホワイトシチュー 今回は豚肉を入れました

翌日温め直すと、じゃがいもは溶けてしまうのですが、その分濃厚な味になってそれもおいしいです。