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楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

料理初心者を卒業するために 1.味付けのコツ

暖かい一日でした。

週間天気予報では日曜日に雪の予報が出ているのが心配です…

 

今回は料理初心者さん向けのお話です。

どうも料理がうまく出来ないという方、これから自炊を始めるという方に知っておいていただくと便利な事がいくつかありますので、ご紹介していきます。

 

毎日料理をしている者からみると、「え、ここで引っかかるんだ?!」と思わせられることがよくあります。こちらが当たり前だと思っていることが当たり前ではなく、そのあたりでひっかかって料理を苦手と思ってしまう人が多いんです。

 

今まで、自分が講師をしてきた男性や子ども対象の料理教室や、息子たちが自炊生活を始めた時にびっくりしたこと、いろいろありますが一番はこれでしょうか。

  • 調味料を計らない
  • 味見をしない

この二つで失敗するケースが多いです。

調味料はきちんと計りましょう

たとえば野菜炒めを作る時でも、煮物をする時でも、調味料をきちんと計らない人が多いのです。

「最初は適当に入れて、あとから調整すればいいでしょ」という方もいると思いますが、多めに入れてしまった場合、リカバリは至難の業です。

薄めにしても、調味料は入れるタイミングで効き方が変わってしまうので、どんどんおかしな方向に行ってしまう可能性の方が高いです。

最初は細心の注意でレシピ通りの分量で作ってみましょう。何回か作ると、わざわざ計量しなくても適切な分量を入れることができるようになります。

それができてから、自分なりの味付けを工夫しましょう。

最初はやっぱり基本に忠実に、ですね。

味見をしましょう

それから調味料を入れた後と、だいたい火が通ったくらいのタイミングの2回は必ず味見をしましょう。

このタイミングならうまく味を調整することができます。

調理中にした味見と完成した料理の味がうまくマッチしないこともありますが、これは火を通している時と温度が落ち着いた後で味の感じ方が変わるせいです。

これは経験を積んで味見でこれなら仕上がりはこれ、という自分ルールを確定していくことで解決できます。

複数の調味料を合わせる時

おまけですが、たとえば砂糖、酒、しょうゆなど複数の調味料を加える時は、一度混ぜたあとで加えた方が、味ムラもなく作れます。

片栗粉などの粉ものなどは直接料理に入れるとダマになるので、水で溶いて入れると失敗が少なくなります。

ただし、これは料理によってマイナスになる場合もあるので、基本はレシピに忠実にしてください。ただ、レシピは基本的にある程度省略して書かれている場合が多いので、調味料の合わせ方などは書かれていないかもしれません。

そのあたりの基本ルールも今後ご紹介していきます。

計量のためのアイテム

そんなに高価なものは必要ありません。計量スプーンと計量カップがあれば十分です。料理用のスケールもあると便利ですが、まずはスプーンとカップで。

 

料理初心者の方に伝えたいことはまだまだあるので、これからもご紹介していきます。

料理はそんなに難しいものではありません。楽しく料理をしていきましょう。