今日はいいお天気でしたが、風が冷たかったです。でも普通この時期だともっと寒いですよね。ほんと今年は暖冬です。
食べたことはないのですが、死ぬ前に一度は食べてみたいものがあります。
それは、
油味噌
です。
ご存知の方はいるでしょうか。岐阜あたりの料理の最後にできてくるものらしいです。
油味噌のうわさ
主人は子どものころ、岐阜の山奥に住んでいたことがあり、その時に食べたことがあるそうです。
近所の農家で、鶏を一羽買って、その場で絞めてもらい、家に帰って内臓などもすべて合わせて焼肉的に食べるということをやっていたそうなのですが、その調理が終わったあとに残る肉のかけらと肉汁と調味料を合わせて炒めて、できるものらしいです。
主人のおとうさんが晩酌のつまみにしたりしているのを、ごはんにかけてもらって食べていたそうなのですが、
「これが忘れられないほどおいしかった」
との主人はのたまっています。鶏の脂と味噌でできている、ごはんのお供のような食品らしいのです。
義母に聞いたところでは、名古屋コーチンか何かで、新鮮なものでないとできないという話らしいです。
油味噌の探索
油味噌をネットで調べてみると、沖縄や長野のものがヒットします。
どちらも豚肉ベースなので、聞いているものとは違うようです。
いろいろ調べているうちに、「これかな」というものにぶつかりました。
郡上市のあたりで発祥した「鶏(けい)ちゃん」という料理です。
鶏をつぶして、味噌ベースのタレに漬けこんで、キャベツと一緒に焼くという料理です。主人に聞いたら、「あ。確かにキャベツは入っていた」とのことですので、これに間違いないのではないでしょうか。
鶏ちゃん合衆国というサイトも見つかりました。
http://keichan-us.com/keichan-info/
そして伝説に手を伸ばす
とても見つからないだろうとあきらめていた伝説の味にたどりつけるかもしれません。
主人の目の色も変わっているので、今年は岐阜に行って、幻の味を探索します。
見つけられるといいな。