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楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

春の味 ふきのとうの天ぷら

お題「ちょっとした贅沢」

きょうは朝から雨模様です。

行かなくちゃ お仕事に行かなくちゃ

つらいけれど行かなくちゃ

傘はある~(残念)

温かい雨です。春の雨ですね。

 

きのう、知り合いから早春の訪れを告げるおみやげをもらいました。

ふきのとうです!

山に慣れている方ですので、可憐に開きかけた、まさに食べごろ! という感じのものをいただきました。透明化のある薄緑色で、本当に春の妖精という感じです。

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ふきのとう

 

山菜は、子どもの頃はそんなに食べなかったんですが、主人の実家でよく食べるので、食べているうちに好きになりました。

主人も主人のご家族も、ものを食べる時に本当においしそうに食べるんです。あまりおいしくない時はさんざん文句をつけながらも楽しそうに食べています。楽しく食べるのが食事をするうえで一番大事なんじゃないかと思います。

山菜はアクが強く、苦みのあるものが多いです。野菜と違って強い成分が多く含まれているものが多いので、過食は禁物です。アク抜きに手間のかかるものも多いですが、慣れている人はそれも楽しみだそうです。

ふきのとうにも肝臓によくないペタシテニンやピロリジジンアルカロイドが含まれているので、食べ過ぎには注意が必要です。

山菜を自分で取る場合は、よく似た有毒の山草もあるので注意しましょう。道の駅で間違えて売られていたという事件もありました。

山菜の天ぷらはとてもおいしくて、特にお酒に合うし、ビールにもピッタリで… いかんいかん。永遠に食べ続けたくなってしまう。

なにごともほどほどに。

 

うんちくを言っている間に、ふきのとうの天ぷら、揚がりました。

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ふきのとうの天ぷら



いっしょにごぼうの皮とナスと、あと肉がないと満足できない野獣用に豚肉の薄切りも天ぷらにしました。

わたしとしては、野菜のみの天ぷらが好きなんですけどね。

天ぷらの中で、さつまいもの天ぷらが一番好きと言ったら、化け物を見るような目で見られました。いいでしょ、好きなものは人それぞれなんです!

 

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粉をつけて下準備

ふきのとうはガクを一枚一枚開いて粉をまぶしてから、衣をつけました。

 

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紅しょうがを添えて豚肉はあけぼの揚げ

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薄切りにしたゴボウの天ぷらもおいしいんです

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できあがり


 

ふきのとうの天ぷらはほんの少しだけほろほろと苦くて、春の香りがしました。

ああ、ビールが飲みたい。

 

天ぷらって作るのは大変なんですが、食べるのはあっという間ですね。

春の気配を感じさせてくれるおみやげ、ありがとうございました。

今度お会いしたときにお礼を言うつもりです。