道路や庭の雪は朝には消えていましたが、遠くの山にはまだ雪が見えます。春から冬にちょっともどってしまいました。
自炊生活を始める方への第4弾、肉の種類による特色と使い分けについてお話します。
息子たちが自炊を始める時に「店でどの肉を買ったらいいか分からない」といわれたので、肉の特徴を並べてみました。
肉を先に買って「これで何を作ろう」というのはかなり経験もいるので、始めは「今日は鶏肉を食べたい」「野菜炒めを作りたい」など思いつつ買い物をする時の参考になればうれしいです。
豚肉
- 豚バラ肉…脂が多く、炒め物に向く。煮込み料理にも。価格は安め。
- 豚肩肉、豚モモ肉…赤味の部分。パサつきやすいのでピカタや炒め物に。
- 豚コマ肉…バラ肉、肩肉、モモ肉などいろいろな部位をこま切れにして合わせたもの。比較的安くてどんな料理にも使いやすい。
- 豚ロース肉…赤味部分と脂身部分が分かれている。赤味部分は柔らかい。ステーキ、カツに向いている。
- 豚挽き肉…ハンバーグ、ぎょうざ、肉そぼろ、麻婆豆腐などに使用。赤味が多いものか脂身の多いものか、目で見て好みのものを選ぶ。
鶏肉
- 鶏ムネ肉…価格も安く、皮に旨みが合っておいしい。肉の部分は加熱するとパサつく。
- 鶏モモ肉…唐揚げ用として売られている。肉部分も柔らかめ。
- 鶏ササミ…脂肪が少なく、茹でで繊維に沿って裂く、サラダなどに合う。
鶏肉はどの部位も炒め物、揚げ物、蒸し物と広く使える。鶏挽肉は脂肪が少なく、さっぱりとした味わいがある。
牛肉
こちらは部位でいうと細かく分かれるのですが、「すき焼き用」「しゃぶしゃぶ用」「ステーキ用」などパックの表示に従って調理していただければいいと思います。
厚切り肉はステーキに、薄切り肉は炒め物用などざっくり考えていいと思います。
豚肉や鶏肉と比べると価格は高めです。
簡単おすすめ鶏肉レシピ
※炊飯器にお任せの簡単レシピです。残ったらそのままラップでくるんで冷凍保存。
食べる時は電子レンジで解凍してください。
「鶏ご飯」(米2合分)
材料)皮つき鶏モモ肉1枚(300gぐらい)を切らずにそのまま、固形コンソメ1個、ぶつ切りにした長ねぎもしくはMixベジタブル適量
作り方)①洗った米を炊飯器に入れ、炊飯器の2合の目盛りに合わせた水を加える。
②他の材料を上にのせて普通の水加減で炊く。③炊き上がったら全体を混ぜる。
好みでちぎった海苔、あらびきこしょうをふりかける。
次回はこの他の食材についてや簡単レシピのご紹介などをさせていただく予定です。