この時期、家の中にいなければいけない子ども達におすすめしたい絵本と児童書をご紹介します。
「ぐるんぱのようちえん」
ぞうのぐるんぱがいろいろなところで働き、自分の居場所を探していく話です。
絵が楽しくて、何度も見返したくなります。言葉のリズムもよく、耳で聞いても心地よい語り口です。
「ぐるんぱはもうさみしくありません」
のところでいつもわたしは涙腺がゆるんでしまいます。
「プンク マインチャ」
ネパール民話 大塚勇三 再話 秋野亥左牟(いさむ)画 福音館書店
プンク マインチャというのは主人公の少女の名前です。
独特の色使いの絵が魅力的です。
わたしがこの絵本に出会ったののは幼稚園児のときでしたが、やぎの角から出るパンと豆のスープ、木に生るヤモリーというまんじゅうがとても食べたかったです。
お話は昔話の残酷さがたっぷり入っています。
「ロボット・カミイ」
ふるた たるひ 作 ほりうち せいいち 絵 福音館書店
ロボット・カミイ (福音館創作童話シリーズ) [ 古田足日 ]
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ちょっと長いお話ですが、子どもたちはしっかり集中して聞いてくれます。
カミイを作るところや(紙でできたロボットなのでカミイです)、幼稚園でお店やごっこをするところなど、子どもの日常のエピソードが散りばめてあるせいでしょうか、カミイにしっかり感情移入して、最後までハラハラしてくれます。
「ももいろのきりん」
中川希枝子 作 中川宗弥 絵 福音館書店
ももいろのきりん (福音館創作童話シリーズ) [ 中川李枝子 ]
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こちらもちょっと長めの話ですが、さらさらと歌いながら話が進んでいくので、長さをそれほど感じないです。
ももいろのきりんも、ロボット・カミイと同様に子どもが紙で作って誕生したものです。
うちの息子たち2人ともお話を読んだ後は工作に熱中していました。
そのため、家中がいくつものカミイや等身大(!)のももいろのきりんでいっぱいになりました。
読み聞かせても、お子さんが自分で手に取って読んでもいい本たちです。
さらに子ども達の創作意欲も刺激してくれる本はおすすめです。