今日は暖かい…いや暑いくらいの一日でした。部屋の温度計を見たら26℃まで上がっていました。なに、もう夏の気温じゃないですか。
今日はお題の「こだわりレシピ」についてです。
管理栄養士の肩書でレシピを作るお仕事をしているのですが、過去に苦労したレシピ、こだわったレシピの話をさせていただきます。
生揚げの肉詰め キムチソース
クライアントから<生揚げ>と<キムチ>を使ったレシピをというご依頼を受けて作成したレシピです。
始めは「生揚げに刻んだキムチと挽肉を混ぜたものを挟んで焼こう」と思っていたのですが、その後使ってほしい商品の詳細が分かると
「え、普通の白菜が入った赤いキムチじゃないの?まるごときゅうりのキムチ?生揚げも小さ目なんだ…」
うーんと頭を抱えて、発想の転換をしました。
「キムチは生揚げに挟むのではなく、きざんで上からかけよう!」
最終的には生揚げを半分の厚さに切り、挽肉を挟んで焼き、その上からきゅうりキムチを刻んで生姜や酢醤油を加えたソースを作ってかけることにしました。
このキムチソースはご飯や冷奴にかけてもおいしいです。
お麩入り肉じゃが
オーソドックスな定番料理というご依頼だったのですが、普通の肉じゃがだとつまらない。そこで、麩を加えてみました。
実家のすき焼きには車麩がいつも入っていましたし、幼稚園の給食を作っていた時には丸い麩を加えていました。
こうすると麩に煮汁が浸みこんで、ジューシーに仕上がります。
さつまいものニョッキ
こちらは子どもクッキングで子ども達に作ってもらいました。
秋の季節にさつま芋を使ったデザートとして考えたものです。
じゃがいものニョッキというのはイタリアンでもよくあるのですが、これをさつまいもでもできないかと思い、やってみました。
茹でたさつまいもを潰して、薄力粉を混ぜて捏ねて丸めて、フォークでつぶして再度茹でてできあがりです。
味付けはどうしようかと悩みましたが、練乳をかけたら上品な甘さになりました。仕上げにシナモンを振ります。
わたし自身もこの味にはまってしまい、秋になるとこれが食べたくなります。