桜が散り、ハナミズキが満開です。空には夏のような入道雲が見えています。
それなのに街には人影が少なく、皆さんがコロナ対策をがんばっているのが伝わってきます。
今日はたくさんの好きな絵本作家さんの中から、お二人の方をご紹介します。
林 明子さん
ぬいぐるみのこんと、あきという女の子がおばあちゃんのところまで、汽車に乗って出かける大冒険のお話です。
どうする?どうなる?と進んでいくお話は、最後の最後まで気が抜けません。
プリン入りの駅弁は、わたしにとってぐりとぐらのパンケーキよりも食べてみたい食べ物です。
絵本の中表紙と最終ページに、「こん」の型紙がついています。
昔息子たちに「これでこんのぬいぐるみを作って!」とリクエストされたのですが、型紙を写して、布を裁断したところで止まってしまっています。
これ再現するの、難しいよ…
林明子さんはたくさんの絵本の絵を描いています。読んでるうちに登場人物と一緒に汗を流したり、力を入れたりしてしまいます。絵にとても説得力があるのですね。読み聞かせのときも、とても感情を込めて読みやすいです。
昔の雑貨店の様子がとても素敵です。今ならコンビニやマーケットに子ども達はお使いにいくのでしょうか。
佐々木 マキさん
「ぶたのたね」はシリーズ化されていますが、なんといってもこの第一作目は傑作です。「ぞうのマラソン大会」のくだりは何度読んでも大爆笑してしまいます。
佐々木マキさんの絵と色使いは、見ていると心が和みます。
ここにでてくる「へんなちょうこく」好きです!
この物語の中ではたくさんのかんづめが開けられます。
「かんきりをてにとると、ギッシ ギッシとかんづめを あけた」
切り口をギザギザにして少しずつ開けていくのと、今のフルトップでパコーンと開けてしまうのでは全然印象が違いますね。
今のお子さんにはわからないかなあ。
- 価格: 1430 円
- 楽天で詳細を見る
こんのぬいぐるみも売っているのですね!
- 価格: 1430 円
- 楽天で詳細を見る