4月もあと残り10日を切ってしまいました。
子どもクッキングの開催が、6月一杯まで中止と決まりました。
8月末に予定されていた夏の特別講座も中止です。理由は今の時点で先が見えないので募集の広告が出せないことと、小学校の夏休みが1週間ほどに短縮されることが決まったためです。
今の状況では当然の対応だと思います。
子ども達が元気で過ごしてくれるよう祈るだけです。
今日は人前で話すことについて書きます。
わたしが菅理栄養士という職業を選択した時点で、人前で話すことは必須でした。
管理栄養士には「栄養指導」という重要な話すお仕事があるので。
資格取得のために通っていた大学でも、そのための体験をするために「3分間スピーチ」をする授業がありました。
これはテーマ選びから始まって、自分の体験や知識を他人にいかに分かりやすくまとめて話すかという勉強です。クラスメートの前とはいえ、人前で話す度胸をつける体験授業でもあります。
これは結構得意で、うけると快感でした。
それから卒業、就職、結婚して10年間の専業主婦時代を過ごしました。人前で話すどころか、社会から切り離されて子どもと向き合う10年でした。
子ども達が幼稚園、小学校に入るタイミングで再就職。
それと「絵本の読み聞かせ」を子どもが通っている小学校で始めました。
有志のお母さんたちで始めた読み聞かせの会ですが、自分の好きな本を好きなように読めたので、とても楽しい体験でした。
子ども達の真剣な顔を見ながら、はっきりした声で恥ずかしがらずに絵本を読み上げることは、わたしにとって話すことのリハビリになりました。
子どもは正直です。面白くないときには、聞くのをやめて他のことを始めます。
お話に引き込まれている時には、静まり返ったり、げらげら笑いが止まらなかったり、反応がとてもストレートで、いつも自分が試されている気がしました。
この後、本格的に管理栄養士としての仕事に戻っていくですが、その話はまた長くなるので次回に続きます。