好きな絵本画家　降矢ななさん - 楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

今日は好きな絵本画家さんの降矢ななさんについて、書かせていただきます。

主人がどこかの評か何かで読んで勧めてくれた「めっきらもっきらどおんどおん」を読んで、降矢ななさんを初めて知りました。

絵本の四角い枠の中に納まり切らない、勢いのある絵にぐいぐい引き込まれていきます。読み聞かせをする時には、縦にしたり横に戻したりと本を持ち換えて読んでいきました。

息子たちにも何度も読んだのですが、中に出ている長くのびる甘いもちがすごくおいしそうで食べたかった！　と大きくなってから言われました。

小学校での読み聞かせでも、何度も読みました。

最後のページを読み終わったとき、シーンと静まり返った中、あちこちから「めっきらもっきら…」とつぶやく声が聞こえてきて、鳥肌が出そうなくらい感激した思い出があります。

子どもたちに、この絵本を読んで自分の感じた何かがちゃんと伝わっているというのがとてもうれしかったんです。

「おっきょちゃんとかっぱ」も「めっきらもっきらどおんどおん」と同じ、長谷川摂子さん作の絵本です。

こちらも先の展開が読めないお話で、最後まで子どもたちも「どうなるんだろう」とハラハラしながら見てくれます。

登場するカッパがかなり怖く描かれているところが、わたしは気に入っています。

「まゆとブカブカブー」主人公のまゆが、どろだらけになって走り回っても決して怒られたりしない自由さが、子どもにとってはとてもうらやましいかもしれません。

この「やまんばの娘まゆ」はシリーズになっています。

この「ちょろりん」というトカゲが主人公の絵本は、お話も降矢さんが作っています。

こちらはわたしもまだ未読なのですが、シリーズ化されているようなのでぜひ読んでみたいです。