今日も暑い一日でした。
もう30年近く暮らしている家なので、ここが好きというのはいろいろありますが、まず鳥たちや虫たちがたくさん訪れてくれる庭が大好きです。
犬を飼っていたときは犬小屋がありましたし、芝生を植えていたことも、家庭菜園をしていたことも、池を作っていたこともあります。
今はどれもなくなり、ジャングル状態の庭になっています。
今晩から天気が崩れて雨模様になるということなので、午前中にちょっと庭に出ました。
気になっていたビワの実を収穫するためです。
一番低めの枝でも結構高い…
枝を切り落としたり、引き寄せたりしてやっとこれだけ収穫しました。
高いところは鳥の分と思って残します。
あと一枝か二枝分収穫できればいいです。
庭に出たついでにちょっと探索しました。
日陰のところでは、まだカタバミが綺麗な花を咲かせています。
何年か花が付かなかったのですが、剪定したり、周囲にぬかを撒いたりしたせいか、今年は花が咲いてきました。
夕食後のデザートにビワの実をいただきました。
見た目はあまりよくなかったのですが、口にしたら驚くほど甘くて驚きました。木に着いたまま熟したので、特に美味しくなったのでしょうか。
初夏の味を堪能しました。
歓迎しない訪問者も
玄関先にアシナガバチの巣を発見しました。
ハチが1匹出入りしています。
わたしは虫にはそれなりの耐性はあるつもりですが(毛虫やゴキブリ、大量のクモなど、嫌いですが退治はできます)、ハチは苦手です。
苦手になったのは、ある出来事があったからです。
数匹のアシナガバチが洗濯物を干すところの近くに巣を作りかけていたので、「ごめんなさい!」と言いながら化学兵器で攻撃し、巣を落としました。
次の日、物干し竿に洗濯物を干そうとしたとき、真上からまっすぐ降下してきたアシナガバチが、わたしの肩を刺したのです。
主人は無類の虫好きで、アシナガバチにも何回も刺されている人ですが、「アシナガバチが最初から攻撃することはない。干してあったパジャマのズボンに入っていて、そこに足を入れた時にしか刺さない」と、はなはだ偏った事例を挙げてきました。
それは冗談として、アシナガバチは積極的に攻撃しない限り人を刺してくることはなく、主人は何度も刺されているのにも関わらず、アシナガバチを手にとまらせて眺めることもできるそうです。
巣を壊してすぐなら攻撃してくることもあるが、一日置いてさらに攻撃してくることなんてないと言われました。
攻撃する時も、周りを飛び回りながら襲い掛かる、狙って垂直降下して刺すような攻撃はしないとのことでした。
ネットでもいろいろ調べてみたのですが、アシナガバチはそれほど攻撃性が強くなく、何もないのに攻撃してくることはないようです。
だからこそ、あのハチは、巣を壊して同胞を殺したわたしを敵と認識して、姿を現すのを待って攻撃してきたのだとしか思えません。
それから私は意思を持って攻撃してくるものとして、アシナガバチが大の苦手になったのです。
仕事に出かける時に主人にアシナガバチの巣のことを話したのですが、仕事から帰ってきたら、巣を撤去してくれていました。
わたしがアシナガバチに攻撃されたときのことを覚えていて、怖がっているのを知っているので、自分で始末してくれたようです。
主人自身はアシナガバチが好きなので、ちょっと寂しそうでした。
わたしはとてもありがたかったです。