きょうも激しい夕立のあるお天気でした。
夏らしい天気といえばそうなのでしょう。
きょうの一品
「焼きなす」です。
丸ごと一個をグリルで9分ぐらい焼き、あとは流水で冷やしながら皮をむきます。
辛子醤油と削り節を少々かけてできあがり。
もう一品がほしいとき、グリル任せでできるので助かる一品です。
なすは夏から秋にかけてが旬で、安くておいしいですよね。
栄養的には水分が93%で、ビタミンなどは他の野菜と比べて少ないです。
紫色の皮に含まれる抗酸化物質(老化防止、がんの予防などに効果がある)のポリフェノールや、カリウム(余分の塩分排泄作用)、食物繊維(腸内環境を整える)などが期待できます。
きゅうりやトマトなど、他の夏野菜と同様に身体を冷やしてくれる働きもあります。
子どもの頃、なすが大っ嫌いでした。
かむと皮は硬いし、実はぐにゃぐにゃしているし、味はなくてアクだけは強いし。
それがいつの間にか、小茄子の漬物が好きになり、焼きなすのひなびた味にはまり、しぎ焼きの柔らかくとける口当たりにしあわせを感じるようになりました。
大人になって味覚が変わってきたせいかもしれませんが、それでも子どもの頃にいろいろななす料理を食べてきて良かったと思います。
全く食べたことがないものを、大人になってから食べられるようになるにはハードルが高いので、子どもの頃の食体験というのは大事だと思います。
子どもクッキングでもなすの料理を作りました。
なすが嫌いな子が多いかな?と心配していました。
「おいしい!」
麻婆にしたのがよかったのか、みんな完食してくれました。
うちでよく作るのが、なすの揚げびたしです。
なすがたくさんあるときに、他の揚げ物についでにひと口大に切ったなすも揚げておきます。
あとはしょうが醤油に漬け込んでも、もっと簡単にポン酢に漬け込んでも、常備菜として保存ができます。
なす料理、まだまだ奥が深いのでこれからもチャレンジしてきます。