きょうもとても暖かい秋の日でした。
金曜日まで20℃越えが続いて、そのあとは気温が下がるという天気予報ですが、急にまた寒くなると体にこたえそうです。
今夜の夕食
冷蔵庫の中にはれんこん、冷凍庫の中には豚挽肉があります。
ちょっと手間はかかるのですが、今日は「れんこんのはさみ揚げ」を作ります。
れんこんは皮を剥いて輪切りに。
端の方は切りにくいので、半分にして半月にします。
解凍した豚挽肉に、長ねぎと生姜、しいたけをみじん切りにしたものを混ぜたら、塩こしょうをして卵を加え、全体をよく練ります。
あとはさっと茹でたれんこんに挟んで、片栗粉をまぶして油で揚げてできあがり!
厚みがあるので中温でじっくり揚げますが、いい色に揚がってきたら取り出して包丁で半分に切ります。
中の肉がまだ赤かったら2度揚げして、しっかり中まで火を通します。
付け合わせはピーマンの素揚げとカットトマトです。
食べやすいように半月の形が完成形なので、始めから半月のれんこんに挟んでも構いません。
ポン酢につけていただきます。
カリカリに揚がったはさみ揚げにポン酢を浸み込ませて食べるのは最高です!
れんこんのはさみ揚げの思い出
料理講習会の講師をするようになってずいぶん経ちますが、アシスタントを何回かさせていただいた後、初めて自分がレシピを作ってメイン講師をした時の主菜がこの「れんこんのはさみ揚げ」でした。
試作を何回も重ね、試作品は家族に食べてもらいました。
そんな時、好き嫌いの多かった次男が
「これ、おいしいよ。好き!」
おおー!
好き嫌いを克服させようと知恵を絞っていた母としては忘れられないひとことでした。
野菜系が特に苦手だったのですが、れんこんが好きになったあと、削り節をたっぷりかけた青菜が好きになったりと食べられるものが少しずつ増えていきました。
本人は忘れているかもしれませんが、今でもれんこんのはさみ揚げは好物なので、帰省したときには時々作っています。