曇りがちの一日でしたが、夜になって見れた夜空は星がくっきり見えてきれいでした。明日の朝も冷えそう…
今年最後の子どもクッキングを開催しました。
メニューは「フライパンひとつで作るナポリタン」と「ミニケーキ」です。
まずはケーキ作りから。
たまごの白身と黄身を分けて、別立てするやり方をするので、
「たまごを割って、カラに黄身だけ残して白身をおとす」
という作業をします。
「わたしそれうまくできたこと一度もない!」
さっそく言い出した子がいました。
今回初めてお試しで参加した男の子がいたので
「初めての子がいるから、たまごを割るところからもういっかい説明するよー」
と初参加の子に手を添えて、皆がみている前でカラにひびを入れて、ボウルの上で親指をかけて押し開きます。
普通のたまご割りと違うのは、カラを上下に広げてあふれた白身だけ下に落とすことです。
一度でうまく白身が切れないときは、もう一度空いたカラにたまごの中身を移します。
あとはカラに残った黄身を割らないように別のボウルに移せば完了です。
ゆっくりじっくり説明したためか、今回初体験の子も含め参加者4人全員が成功しました。
「できたよーせんせい!」
始めの作業からみんなが笑顔になりました。
白身も黄身もうまく泡立てられて、無事に生地が完成しました。
あとは焼くだけ。
出来上がった生地の分量をみて、結局5個分に分けて焼くことにしました。
焼きあがったケーキをさましているうちに、ナポリタンを作ります。
フライパンに湯をわかし、スパゲティと玉ねぎを茹でながら徐々に水分を飛ばしていきます。
さらにコンソメ、ショルダーベーコンとピーマンを加えます。
「バター入れるよ」
「おおー! おいしそうなにおいになってきたー!」
「ケチャップを入れたら、最後仕上げ! 強火にするよー」
「うおー!」
「さー、かき混ぜてできあがり!」
ひとりひとり調理しているところを回って、一緒に最後の仕上げをします。
みんなテンションが高い!
「料理つくるのたのしいー」
「おいしいの食べるのうれしい!」
「そのおいしくできたのを他のひとに食べてもらうのもうれしいよね」とわたし。
「うんうん、すっごくうれしい」
ここまで言ってもらえたら、もう何もいうことはありません。
最後の片付けをてきぱき済ませて、作ったナポリタンとケーキを大事そうに抱えた子どもたちは笑顔で帰っていきました。
次回はどんな企画で喜んでもらおうかな。
また来年もよろしくね。