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楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

定番だけど奥の深いきんぴらごぼう

お題「昨日食べたもの」

自治会の年末大清掃があって、ご近所の方と近くの道路脇のお掃除をしてきました。

たくさんの落ち葉が道路にも歩道にもあふれて、ゴミ袋があっという間にいっぱいになりました。

かなり着込んでいきましたが、外は冷たい風が吹いて寒かったです。

 

きんびらごぼう

いいごぼうとにんじんがあったので、常備菜になる「きんぴらごぼう」を作りました。

きんぴらは切るのに手間がかかりますが、多めに作っておけば副菜としてすぐ出せるし、お弁当にも使えるので重宝します。

なによりわたしはきんぴら大好きです。

 

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形をそろえて切ります

にんじんとごぼうを同じくらいの長さにします。

ごぼうはささがきにしてもおいしいのですが、今回は歯ごたえを楽しみたかったので拍子切りです。

ごぼうはアク抜きのため水にさらします。

 

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ごま油で炒めます

鍋にごま油を多めに入れて、ごぼうとにんじんをじっくり炒めます。

時間をかけて炒めることで、野菜の旨みもでてきますし、にんじんのビタミンAと油が結びついて体に吸収されやすくなります。

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みりん、しょう油、白ごまを加えます

ごぼうがしんなりしたら、ひたひたになるくらいの水、みりん、しょう油、白ごまを加えて、さらに炒め煮にします。

水分があらかた飛んだらできあがりです。

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小鉢に盛り付けて

ごぼうというと「食物繊維」というイメージを持つ方も多いのでは。

「食物繊維」は便秘の解消やコレステロールの低下などの効果が知られています。

便通に関していえば、食物繊維には「便を柔らかくしてくれる」水溶性食物繊維と、「便のかさを増してくれる」不溶性食物繊維の2種類があります。

ごぼうにはこの両方の食物繊維が含まれているので、どちらのタイプの便秘の方にも効果があります。

ポリフェノールも豊富ですし、よく噛んで食べることになるので、老化防止の効果も期待きます。

 

おいしいだけではなく、安くて栄養たくさんのごぼう、これからもどんどん食べていきます!

天ぷらやかき揚げもおいしいし、豚汁やけんちん汁にも、モツ鍋にも欠かせない旬の食材です。