今週のお題「大人になったなと感じるとき」
大人になったと感じたのは、初めてひとりで喫茶店に入ったときです。
大学生になって、親元を離れて下宿暮らしを始めたときでした。
何度も前を通っていた喫茶店に、一人で入ってみたのです。
文庫本を持って入り、カフェオレを注文して、外を眺めながら文庫本を読んだだけでした。
当時の自分にとってはかなり背伸びしてやったことなのですが、大人になれた気がしました
すべてを自分で決めなければいけないということが新鮮で、それまでいかに親に守ってもらっていたのかということがわかり、同時に子供だからとやらせてもらえなかったことも見えてきました。
それを理解できてから、少しずつ親離れができてきたと思います。
大学での4年間は、自分と真剣に向き合えた大切な時間でした。
友人たちとの出会い、初めてのアルバイト、自分で好きなことをやりまくったサークル活動などなど。
あの時間があったからこそ、今の自分がいるのです。
きょうの空
寒い一日でした。
たまに雲の合間から覗く陽射しと青空がまぶしかったです。
落ちた木の実
歩道に街路樹から落ちた赤い実が散らばっていました。
鳥たちが突っついて落ちたものです。
色の少ない冬の景色の中で目を引かれました。