数日前、もう辺りは薄暗くなってきた夕方に、外の郵便受けを確認しようと外にでました。
郵便物を手にして家に入ろうとしたとき、なにやら庭の方から「シューシュー」と音がします。
これは! 庭の水道からだ!
写真は翌日の昼間に撮ったものです。
水漏れが分かったときには、もう懐中電灯で照らさないと見えない状態でした。
2口に分かれた水道の片方に、水撒き用のホースをつなぎっぱなしにしていたのですが、そのホースの先のシャワー口からシューシューと水が噴き出しています。
蛇口を締めても水漏れは止まりません。
これは、わたしではどうにもなりません。
主人を呼びに行きました。
「ちょっと外に来て」
「やだ」主人は出てきてくれました。
「水が止まらない。どうしよう」
主人は蛇口をひねって、「ああ、なるほど」と言いました。
主人は玄関の方に行きます。
「まず元栓を止めないと」
「元栓」
わたしは何がどうなっているのかわからないので、(*´▽`*)←こんな顔をしてついていきます。
「ここが元栓だから、ちょっと照らして」
懐中電灯を持って手元を照らす係です。
主人が工具で水道の元栓を締めて、とりあえず水漏れを止めます。
主人はそのまま家の中に入ってしまいました。
途方に暮れていると、主人はすぐに出てきて、水道の蛇口のところに行きます。
「ライトよろしく」
完ぺきなライティングをするべき構えると、
「見えない。もっと真上から照らして」
さらに完璧なライティングをめざします。
「OK」
また工具を出して、何かかちゃかちゃとやって、蛇口を外しています。
「取れない…」と主人はつぶやいて、何か取りに行きました。
また何か持ってきて、何かしています。
「つかめた」
中のものを取り出して、どこからか出してきたものをポトンと落として、締め付けています。
「たぶん、これで大丈夫。元栓を開けてくる」
慌てて後ろについていき、照らします。
「そこじゃないけど、いいや。開けた」
慌てて水栓のところに戻りました。
「止まってるね」
私がおろおろしていると、主人が蛇口をひねります。
「ほら、開ければ出るし、締めれば止まるでしょ」
「おお」
主人は全体を増し締めして、水栓の上の金具を取り付けます。
「たぶんこれでOK。念のために明日また確認しよう。おつかれさま」
交換したのは「水栓コマ」という部品でした。
「外水栓は劣化しやすいので、用意しておいた方がいい。どこのホームセンターでも置いてるから」とのことです。
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使った工具はこちらです。
本当にどうしようかと思っていたのに、10分くらいで解決してしまいました。
「すごい! さらっと直しちゃうなんて」
「前にもやったことあるから」
「わたしだけじゃ何にもできなかったよ」
「私がいなければ水のトラブル解決業者に頼めばいいでしょ」
「そんなの大変じゃん!」
尊敬の眼で主人を見つめたつもりでしたが、あっさりかわされました。
こういう便利な人が一家に一人いると、本当に助かります。
きょうの味噌汁
今朝は純和食の朝ごはんでした。
炊き立てごはんと作り立て味噌汁が一番のごちそうです。
あとは生卵と焼き海苔、塩じゃけと小松菜のお浸し、肉じゃがという献立でした。
和定食のご飯も結構手間が掛かって食器も使うので、時間の余裕がある休日だけのスペシャルメニューです。
「わー、ひさしぶりー。純和風定食いいなー」
主人に受けたので、少し満足しました。