.headimg { background-image: url(http://f.hatena.ne.jp/AtoRobin/20180601212701) }

楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

子どもたちと茶巾寿司とたらの南蛮漬けを作りました

お題「こだわりレシピ」

4月。2回目の子どもクッキングを本日開催しました。

雨が降ったり止んだりのあいにくのお天気でしたが、暑くも寒くもなく過ごしやすい気温です。

 

先週振替えのクッキングをやったばかりで、あっという間の1週間でした。

今回はお試しのお子さんを含めて5名参加の予定でしたが、ひとり体調不良のため欠席で4名でのクッキングになりました。

とはいえ、5名の予定でコンロ台も調理台も使えるようにしていたので、来月の予行演習も兼ねて5台のコンロを使って進めていきました。

 

本日の献立は「茶巾寿司」「たらの南蛮漬け」です。

簡単な自己紹介のあと、作り方と作る手順を説明しました。

いつもならこれで調理にかかるのですが、きょうはちょっとしたクイズを出してみました。

 

食材や調味料を自分で買って持ち込むので、少しでも軽量化するためにジップロックなどに使う量だけ移して持っていきます。

今回も砂糖と塩をジップロックに入れたのですが、表に砂糖、塩と書き込んでくるのを忘れていました。

逆にこれを利用してクイズを出しました。

「これ砂糖と塩なんだけど、どっちが砂糖だと思う?」

「えー」

「そんなのわからないよー」

「えと、こっちにはかたまりがあるし…」

「これはサラサラで細かいよね」

みんな悩んでいます。

結局、3対1で意見が分かれました。

 

「じゃあ手を出して、砂糖と言った方を手の平にちょっとだけのせるから、せーの!でなめてみよう!」

「わー!」

「しょっぱ!」と言ったのは、ひとりだけ違う方を選んだ男の子です。

 

砂糖も塩も種類によってかなり違ってくるのですが、上白糖と精製塩を比べると、精製塩の方がさらさらで粒子が細かい感じです。

 

砂糖を当てた女の子

「わたしはじめて砂糖だけなめたよ」

 

それはいい食体験になったかも。

 

後で主人にその話をしたら、

「自分が子どもの頃はいろいろやってみたけどなあ」

「うん、なんでもなめるというのはやってみたかも」

「いや、コショウでほんとにくしゃみがでるか実験してみた」

「ほう、どうだった」

「くしゃみは出ないで、鼻とのどがすごく痛くなって、涙が止まらなくなった」

「チャレンジャーだね…」

 

はなしが大きく逸れてしまいましたが、食を通していろいろな体験をしてほしいというのがこの教室の狙いでもあります。

これからも家や学校では体験できないことができたらいいです。

 

茶巾寿司

薄焼きたまごを焼くことを体験してもらいます。

 

f:id:AtoRobin:20210418001026j:plain

薄く焼くのはむずかしい

f:id:AtoRobin:20210418001200j:plain

酢飯を薄焼きたまごで巻いて三つ葉でまとめます

 

f:id:AtoRobin:20210418001234j:plain

えびをのせて完成!

 

f:id:AtoRobin:20210418001421j:plain

いろいろな巻き方を試してみる

大きく薄い薄焼き卵が焼けないと、ご飯をうまく包むことができません。

ちいさな薄焼き卵の場合は包んで三つ葉でまとめるようにしてもらいました。

あとは各自の創意工夫にお任せです。

 

たらの南蛮漬け

f:id:AtoRobin:20210418003741j:plain

野菜をたっぷり切ります

たまねぎ、にんじん、カラーピーマンを切ります。

どれも薄めに切ることに挑戦です。

 

f:id:AtoRobin:20210418003909j:plain

調味液に野菜とたらを漬け込みます

切った野菜は、酢+しょう油+砂糖を混ぜたタレに漬け込みます。

そこに薄力粉をまぶして揚げ焼きにしたたらを、さらに加えて味をしみ込ませます。

 

魚をフライパンで焼いているときから

「いいにおい」

「お腹減った、このまま漬けないですぐ食べたい!」

 

持ち帰って家で食べるまでがまんです。

試食をここでしてもらえないのは本当に残念です。

 

自分の作った料理をタッパーやお弁当箱に詰めて、みんな笑顔で帰っていきました。

また来月、元気で会おうね。