きょうは雲が多かったですが、心地よい風の吹くいい日和でした。
ひざ掛けに使っていた毛布を洗濯して干しました。
雲もすっかり夏雲です。
わたしの太ってしまったスマホのダイエットの続きです。
スマホを使わないでいい日が来たので、主人に作業を始めてもらいました。
「P20は裏ふたがガラスだから、ちょっと慎重にしないといけないんで、追加の工具を手に入れたんだよね」
「それで倍になったのね… まあ、仕方ないか」
うまく懐柔されている気がしますが、説明責任は果たしてくれたので、納得しておきます。
使う工具がずらりと並べられて、それっぽい雰囲気です。
「膨れあがって裏蓋がけっこう開いちゃっているから、普通に作業するよりは簡単そう」
裏蓋を止めている強力な接着剤を融かすために、温めながら外していくらしいのですが、バッテリーが膨らんでいるため、直接温めるのは危険だそうです。
「そのためにレンチンで使える温めアイテムを買ったんだよね。30秒温めてくる」
「ほほー」
「これで2分温める」
「この不思議アイテムでケースに吸盤をつけて… ふわっ!」
いきなりの奇声にびっくりしました。
「どうしたの!」
「開いた。思ったより簡単に外れた」
「まずいの?」
「うまくいった」
何なんでしょう。
ピックのようなものを差し込んで、外していきます。
「さすがに頑丈だな… でも何とかなりそう」
「がんばれー」
「指紋センサーのケーブルがあるから、慎重に作業しないとまずいんだよね」
「がんばれー」
「このバッテリーがけっこう外しにくいらしい。おお、ほんとだ。ふぬぬー、ふおおー。破いてしまうと発火するんで、ここも慎重にしないといけないんだけど」
「がんばれー」
「もう一度レンチンアイテムを使おう」
何とか外れました。
新しいバッテリーをキットに入っていた両面テープで取り付けて、外したケーブルを戻します。押さえ金具も付けて、あとは裏ふたを戻せば完了です。
「裏ふたをつける前に、バッテリーが動くか、充電できるか確認して、裏蓋をつけて完了」
「おおー」
「バッテリーOK。充電OK」
「やったー」
主人が取り付けようとした状態で止まり、しばらく眺めています。
「どうしたの?」
「両面テープ、このままで閉めようかな」
「あ、古いのを剥がすのが面倒くさいんでしょ」
「なぜわかった」
「わかるわい。付け直さないとまずいところは?」
「密閉されないので、防水性能が悪くなる。ぴったり閉じなくなるし」
「カバーをつけるからいいんじゃない? 水を浴びることもそんなにないと思うし」
「うむ。あとで気力があるときにトライしてみるかもしれない。使える状態にはなったから、これで様子を見よう。レポートをよろしく」
「了解。ありがとう」
主人から照れているオーラが出ています。
修理完了して1週間経ちますが、問題なく使えています。
これで買い替えなくてもいい!
使い慣れたスマホをこのまま使えます。
とりあえずはこれで一件落着となりました。
頼もしい主人に感謝です。