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楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

読まないと後悔する漫画② 寄生獣、はちみつとクローバー、はみだしっ子

今週のお題「おうち時間2021」

お題「我が家の本棚」

きょうもお天気がいいです。

連休もあと1日を残すだけ。

あっという間です。

 

おすすめの漫画その②です。

面白いもの、大きく心をゆすぶられたものをご紹介していきます。

 

寄生獣 岩明均

 

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感想(15件)

グロテスクな描写があるし、絵の雰囲気も相まってかなり怖い漫画です。

でも読みだしたら止まりませんでした。

高校生の真一の右手に「ミギー」が寄生したことからはなしが始まります。

貪欲な知識欲を持つミギーはとても魅力的です。

真一とミギーの関係も、お互いに異質なものを理解しようとするところがとても面白いです。

 

真一の周囲の人間や、人間に寄生したパラサイトたちのドラマもとても読み応えがありました。

ラストがどこに向かっていくのか、最後の最後まで目の離せない漫画です。

 

はちみつとクローバー 羽海野チカ

 

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感想(4件)

美術大学に通う4人の男女の物語です。

タイトルは知っていても長いこと手が伸びなかった作品でした。

それは「メインの登場人物が全員片思いの漫画」と聞いたからです。

恋愛漫画…と聞くとちょっと引いてしまって。

 

でも読んでみたら、大学時代の「何者でもない自分と何でもできる自分」の間を揺れ動く4人の物語でした。

自分の大学時代を思い返して、共感しながら読んでいきました。

どこからか無尽蔵に湧いてくるパワーと、自分の好きなように好きなだけ使えるモラトリアムの時間、何時間話していても尽きない仲間とのばか話…

 

この作者さんの描く空気感が好きです。

この漫画を読み返すたびに、自分も大学時代に戻っています。

 

大学時代に交流があった方で、もう3人の方が故人になってしまいました。

思い出の中で、彼女や彼は今でも生き生きと存在しています。

 

はみだしっ子 三原順

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感想(2件)

一話完結の物語として始まった「はみだしっ子」シリーズです。

家出したグレアム、アンジー、サーニン、マックスの4人の少年たちが放浪していくお話です。

4人は放浪の末、養子として引き取られるのだけれども、そこでも自分の居場所を探してさ迷います。

 

もう40年前に完結したお話なのですが、今読んでも突き刺さる言葉がたくさんあります。

「AとBがいて、どちらかが先にしあわせになってあげることでふたりがしあわせになることができないだろうか」

「子どもなんて嫌いよ。傷つくことだけ一人前で」

 

4人の少年たちに限らず、登場人物たちそれぞれが、その生い立ちも含めてとてもしっかりと作られているので、だれを主人公にしてもお話が成立します。

好きなキャラクターに思い入れをしながら読むもよし、こういうひといると思って読むのも面白いです。

 

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感想(0件)

はみだしっ子たちの養父となるジャックと、その友人のロナルドのむかしのお話です。

こちらもこころに沁みました。