暑さが去ってすっかり涼しくなってきた今日この頃ですが、先日居間用のエアコンを購入しました。
もともとわたしたちの住んでいるところは、夏にそんなに暑くなることがなく、エアコンをつけないといられない夜は10日もありませんでした。
それがここ10年くらい、夏中エアコンをつけないと眠れないくらい暑い夜が続くようになってきてしまいました。
いずれまた涼しくなるだろうと和室のエアコンをつけて、風を通して我慢してきたのですが、主人がキレてしまいました。
エアコン導入のプレゼン
「我慢しているのがバカらしくなった。居間用のエアコンを買おう」
「なんで今?」
「今、なぜか取り付けがすぐにできるらしい」
「それは魅力的…」
「なぜか岩手が一番取り付けに時間がかかるらしい」
「ああ、そういえば盛岡市が37℃になってたっけ」
盛岡市はわたしの故郷なんですが、ふだんは暑い日でも30℃になるかならないかで、エアコンを使うことなどないのです。
それが今年は35℃を超える日が続き、それでみんな命の危険を感じて慌てて付けているんだと思います。
わたしの母も、電話した時に「今年はエアコンつけてから初めて冷房を使ったわ」と言っていました。
「お金は出ていくけど、今は居間で過ごす時間が一番長いから、ここを快適にするのはQOL向上につながる」
「なるほど」パチパチパチ
「冬の暖房としての用途もあるし、歳を取るほどに灯油を入れる手間もかからないエアコンは望ましい」
「ほぉー。そういえば今年は居間用のFFファンヒーターを買い替えるつもりだったね」
「エアコンとガスストーブと灯油ストーブをうまく組み合わせれば、FFファンヒーターの更新はいらなくなるかもしれない」
主人のプレゼンに乗せられて、購入OKのサインを出しました。
エアコン導入時に解決しなければならないこと
ただ、いくつか問題もありました。
購入を決めてから、それに気がついてハラハラしましたが、何とか二人で乗り越えました。
これはその汗と涙の記録です。
コンセントとブレーカーの取り換え工事
うちの居間にもともと付いているエアコン用のコンセントは100V用です。
ところが、居間の広さに合わせると14畳用のエアコンが必要になり、電源を200Vに切り替えなければなりません。
電気工事屋さんに見積もってもらったところ、1万2千円ほどかかるとのことでした。
エアコンを買おうとしているところで、実際に注文するときに、200V変換工事も一緒にできて、2千円くらいで済むそうで、そのままお願いすることにしました。
取付工事のために邪魔なTV及び配線類の移動
TVやブルーレイディスクプレーヤーをエアコン取付予定場所の真下に設置しているので、作業の邪魔にならないように移動しなければいけません。
かなり重いし、不安定なので、この移動には不安しかありませんでした。
何でもやってしまう主人も、ぎっくり腰の前歴があるので、お金を使って楽をすることにしました。
この時使った便利アイテムについては、別にご紹介します。
室外機取付場所の片付け、下準備
設置場所の地ならしは、事前にやりました。
ブルーベリーが生い茂っているので、それもまとめなければなりませんが、あとは現物が来てから調整します。
エアコン取り付け当日
設置当日、工事の方が来る前に、主人がブルーベリーの養生をしたり、地面をならしたりしてくれました。
あと蚊の襲撃もすごいので、蚊取り線香も付けてくれました。
「地ならしするときに蚊がすごかったから、作業する人のために」
こういう気の使い方、私はできないので反省です。
思ったより室外機が大きかったので、主人も出てきて再調整したのですが、ちょっと大変でした。
この分電盤も古いので、ちょっとてこずっていましたが、何とかできました。
設置当日は気温が低かったので、試運転は最低温度で行いました。
寒い、寒すぎる!
無事に動作確認もでき、取付完了です。
工事には2時間半かかりました。
作業員の方、長い時間おつかれさまでした。
これで居間も快適に過ごせる環境になりました。