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楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

マーダーボットシリーズと悪の華道は推しです

特別お題「わたしの推し

最近読んだ本と漫画で強く推したいものを2つ、ご紹介します。

 

「ネットワークエフェクト」

以前ご紹介した「マーダーボットダイアリー」の続編です。

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自分のことを「弊機」と呼ぶ人型警備ユニットが、顧客である人間たちのために、今回も限界を超えた状態で活躍します。

前作で友人となった、ART(不愉快千万な調査船)も登場します。

(登場人物一覧にARTの名前を見つけて、にやりとしてしまいました。)

 

今回も「弊機」のツンデレぶりがすごいです。

結構厚めの本ですが、楽しみながらサクサクと読めました。

伏線も綺麗に回収されて、読後感もとてもよかったです。

 

ヒューゴー賞ネビュラ賞受賞の本作ですが、日本翻訳大賞も受賞しています。

この小説がとても読みやすいのは、翻訳がすばらしいからというのもあると思うので納得です。

「弊機」と訳されている主語が原文や他の国でどう訳されているのか、興味深いです。

 

本作だけ読んでも面白いのですが、できれば前作の「マーダーボットダイアリー」から読んでいただけると、より楽しめると思います。

 

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悪の華道を行きましょう」

久しぶりに読んだ直後でも、またすぐ読み返したい漫画に出会いました。

読後感がとても爽快なのです。

 

一応異世界転生ものです。

転生した主人公の美女が、デブでハゲで年の離れた政略結婚相手にゾッコン惚れてしまうというところからお話が始まります。

前世の記憶がよみがえったら、それが自分の好みど真ん中だったという設定です。

 

黒いうわさの絶えない宰相である旦那様とラブラブの生活を送る主人公。

「旦那様、悪は成敗できましたか? これからも悪は成敗していかなきゃ」

「だって私たち夫婦以外の悪なんて目障りですもの」

「ああ、栄える悪はわれらだけで充分だ」

 

とふたりは悪の華道を歩いていきます。

続巻もとても楽しみです。

 

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