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楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

全集は集めて、飾って、何度も読み返して味わい尽くす

今週のお題「わたしのコレクション」

収集しているもの…と考えて、子どもの頃はコインとか、いろいろな種類の貯金箱とか、集めていたなあと思い出しました。

でもそれらは、いくら集めても終わりがなく、そのうちに飽きてしまいました。

 

集め切ることができるものと考えたら、浮かびました。

本の全集です。

ルパン全集

読書が趣味の父の影響もあってか、子どもの頃から本を読むのは好きでした。

小学校の中学年くらいから、父に本屋に連れてもらって、毎月1冊ずつ好きな本を買ってもらうのが定例行事になっていました。

そんな中、はまったのは怪盗ルパンシリーズです。

ポプラ社刊の南洋一郎さん訳のシリーズを、一冊ずつ集めていきました。

画用紙に表を作って購入した本のタイトルを書いていき、全30巻を集めるまで、なんども何度も持っている本を読み返しました。

 

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感想(2件)

30巻をずらりと並べたところは壮観でした。

すごい満足感。

 

その後読書の興味は推理小説、冒険小説、SF、ホラー、エッセイとどんどん広がっていき、本の数も増えていきました。

高校卒業後、家でてからは、どんどん溜まってくる本は実家に置かせてもらっていました。

そんな中で、怪盗ルパン全集はいつのまにか母に処分されていました。

子どもの本だからと思ったのでしょうね…

 

結婚して、主人も怪盗ルパン全集を持っていることを知りました。

いまは主人の実家からわが家に無事移動され、手を伸ばせばすぐ届くところに置いてあります。

本好きと結婚してよかった。

 

その後、心惹かれる全集にはたくさん出会ったのですが、どれも全部集めることはできていません。

少年少女世界推理文学全集 あかね書房

あかね書房からは推理小説の全集と、SFの全集がありました。

和田誠のイラストが入った、シャーロックホームズものを持っていたのですが、他の本ももっとほしかったです。

とにかくどれもイラストや装丁がお洒落でした。

 

世界怪奇小説短編集

タイトルはちょっと怪しですが、江戸川乱歩が選んだ世界のホラー系の短編・中編が集められていました。

一冊だけ、いまもわが家のどこかにあるはずですが、現在行方不明中です。

ブラックウッド、ラブクラフトなどに、初めて出会いました。

作品でいうと「猿の手」(W・W・ジェイコブ)、「パンの大神」(アーサー・マッケン)もこれで読みました。

これは全部集めたかったです。

 

世界SF全集

角川から出たSF全集です。

大学時代に中古も含めて、集めていました。

ただ、お金のない学生には全部集めるにはお金がかかりすぎる、置く場所がない。

ということで全巻集めることはできませんでした。

 

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感想(0件)

本の全集を集めるのは、お金もかかるし、それを並べるスペースも必要です。

それでも、集めた全集を本棚に並べて背表紙を眺め、それを取り出して読み返すのは、本好きにとって至福の時です。