今週のお題「買いそろえたもの」
今回は庭の大仕事のお話を、我が家担当の庭師である、かりんがお送りします。
何年か前から庭の木が大きくなりすぎて、片付ける方法を考えていました。
植木屋さんに見てもらったら18万円くらいかかるとのことでした。
以前大きくなったときにも自分で剪定したので、今度も自分でできないかと考えました。
葉のある間は難しいですが、冬になって葉が落ちれば、かなりやりやすくなります。
それまでの間に、高木の剪定について勉強しました。
いろいろ調べましたが、YouTubeの清樹園さんの動画で、高木剪定で注意しなければいけないポイントをいろいろ知ることができました。
技術的な面も学べましたが、何より大切なのは、完全に安全であるという確信をもてなければ作業してはいけないということです。
プロだからこそ安全に最大の注意を払っているということがよくわかりました。
全部の動画を何度も見て脳内でシミュレーションを行い、木の下に行ってイメージトレーニングをして、どこまで行けるかを確認するために上ってみて、できるところからやってみて、必要な道具があれば追加していく形で進めました。
そのために揃えた道具類は、まずはチェーンソーで、作業性を考えて高枝チェーンソーも揃えました。
あとは清樹園さんの動画を参考に、落下防止ベルトやノコギリ、手袋やスリング、木の切り口に塗る薬などです。
高枝切りばさみは昔買ったものですが、ここでも有効に使うことができました。
木に登るときに、普通のシューズでは滑って登れなかったので、スパイク付きの地下足袋も使いました。
これだけを揃えてトライした結果、とりあえず電線にかぶさっていたところや、大きく張り出しているところなどを剪定することができました。
自分でも信じられませんが、あの大木を小さく剪定することができたのです。
イメージする力は偉大です、本当に…
あとは、幹の切り詰めを行っていきますが、イメージはおおむね出来ているので、大きな問題なく作業できると思います。
吊り剪定もすでにやってみて、やり方はつかめたので、あと一息です。
必要な道具を揃えて、高い安全意識をもって行えば、無理かもしれないと思ったこともできてしまうものです。
剪定した枝を始末するもの大変ですが、もう一息です。