今回は粗大ごみを持ち込みで処分してもらいました。
我が家の環境対策担当のかりんがお送りします。
粗大ごみの処分のしかた
うちの自治体では、持ち込みなら50kgまで無料で引き取ってもらえます。
うちは邪魔なものがあると持ち込むので、50kgを超えることはほとんどありません。
持ち込みの時に気を付けなければいけないのは、大勢の人が持ち込む引っ越しシーズンの4月始め、時間に余裕のあるゴールデンウイークやお盆、処分したいものがたくさん出る年末などを避けることです。
一度ゴールデンウイークに持ち込んでしまったことがあるのですが、通常は30分くらいで終わるところを、3時間以上かかってしまいました。
発端
6月に12年近くがんばってくれていたウォシュレットが壊れてしまいました。
新しいものを取り付けて、古いものは物置に入れておいたのですが、それを捨てることにしました。
捨てるためには道連れがいないとさびしい
持ち込みをするのはけっこう大変なので、これだけで持っていくのはもったいない。
一緒に持ち込めるものは玄関マットくらいしかありません。
せっかくなので、ソファの以前から使っていなかった一脚分を出してしまうことにしました。
不要ソファを見て見ぬふりしていた理由
ソファをこれまで出さなかったのは、分解して分別しなければならないためです。
ソファを分解して分別するというだけで敷居が1メートルくらい高くなってしまっていました。
今回はウォシュレットを出す道連れとして、覚悟を決めてこの高い敷居を越えようと考えました。
今回出す一脚分のソファは、このソファの一部ですが、4脚分の幅は要りません。
ひとつだけずっと子供部屋に置いていましたが、上に物が置かれるだけの物体と化していました。座る部分が曲面になっていて、きれいに収まらない感じがまただらしなく感じられました。その上に置いてあったものをどかして、持ってきました。
分解の実際と腹をくくることの大事さ
さて、どのように分解すればいいのでしょうか。
分解するためには内部構造を知っていなければなりませんが、ソファの内部構造なんか知りません。
ネットで見ても、品によって内部構造はまったく違います。
どうしよう。
ここは、腹をくくるしかありません。
まずは開いてみよう。
上の方はきれいに整えられているから、開くには下からがよさそう。
布がステープラーで留められています。
これを外せば、活路が見えてくるでしょう。
釘抜きとプライヤーで地道な作業を続けて、中が見えるところまで来ました。
ふむふむ。
この段階で見た限りでは、3つに分別すればよさそうです。
- スプリング、釘 →金属ごみ
- シート、布 →可燃ごみ
- スポンジ →ビニールごみ
手間はかかりますが、何とか手におえそうです。
いや、思った以上に手間が掛かりました。
バールや金づちまで召喚して、解体を進め、スポンジと布類を分離してゴミ袋をまとめました。
スプリングもヒモで縛ってまとめます。
木の骨組みだけは、単体でブルーシートに包んで持っていきます。
これで分解は完了です。
持ち込みと軽くなった心
吉日を選んで(空いている日に)、ウォシュレットに玄関マット、分解したソファのパーツすべてを積み込み、ごみ処理場に持ち込みました。
狙い通り結構空いていて、30分以内に引き取ってもらえました。
ほっとして帰り、後始末をしました。
子ども部屋を覗いてみると、大きな空間が空いています。
けっこうな体積が空いた感じがします。
なかなかの達成感を得て、今は次に何をしようか検討中です。