ここ数日、朝晩がかなり涼しくなってきました。
昼間はそれなりに気温が上がりますが、それでもそろそろ秋の気配が訪れてきたようです。
先日、次回の子どもクッキングのための試作をしました。
今度取り上げるのは、豚肉で作る「ポークハヤシライス」とバターの風味でいただくシンプルなビスケットです。
「ポークハヤシライス」
牛肉ではなく、豚の小間肉とたっぷりのたまねぎとトマトの水煮を使って作る、ハヤシライスです。
作り方のコツは、たまねぎと調味料と薄力粉をフライパンからこそげとるように、よく炒めながら豚肉にからめることです。
試食して、加える砂糖としょう油の量を調整しました。
「ラウンドビスケット」
バターとグラニュー糖をよく練り混ぜたところに、薄力粉とコーンスターチを混ぜ込んだ生地を作ります。
あとは型にギュウギュウに押し込んで焼くだけの、シンプルなビスケットです。
卵も牛乳も使いません。
生地を型に押し付けるように入れていきます。
今回は持ち帰りも考えて、使い捨ての紙型を使いましたが、底が抜けるタイプの普通のケーキ型でOKです。
フォークを使って、ふちのところは押し付けて筋をつけ、真ん中はつんつん突き刺して穴を開けます。
そうしたら、グラニュー糖をふりかけ、ナイフで8等分に焼く前に切れ目をつけます。
180℃のオーブンで23分ほど焼きます。
焼きあがったら、熱いうちにナイフで切り分けます。
「どう?」
主人に試食をしてもらいます。
「うん、いままであなたが作ったビスケットの中で一番おいしい」
何か少し引っかかる気もしましたが、おいしいなら成功です。
シンプルにバターと砂糖を味わうビスケットになりました。
材料は、バター 80g、グラニュー糖 30g、薄力粉140g、コーンスターチ 15gです。
あとは分量外でふりかけ用のグラニュー糖少々。
とにかく簡単にできるので、家に帰ってからも子ども達に作ってもらえるように、しっかりと覚えてもらいます。