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楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

炊き込みごはんとどら焼きが、11月の子どもクッキングのメニューです

先週無事に11月の子どもクッキングの講座が終了しました。

今回のメニューは「秋の炊き込みごはん」と「ミニクリームどら焼き」です。

 

秋の炊き込みごはん

炊き込みごはんは秋の落ち葉をイメージしました。

にんじんの赤、しめじの茶、さつまいもの黄色を落ち葉に見立てています。

ほかには鶏ひき肉と切った油揚げを調味料で煮たものが具になります。

米を炊飯器に入れ、煮汁の残りとだし汁を混ぜて、炊飯器の目盛りに合わせます。

あとは具をのせて普通に炊くだけです。

 

ここで一工夫。

さつまいもは、皮つきのままコロコロに切って油で揚げます。

炊きあがりにあとから加えます。

こうすると、さつまいもがきれいな黄色になり、カリカリの食感もおいしいです。

 

コロコロ、カリカリになったさつまいも

少量揚げればいいので、フライパンに少しの油を入れて、傾けながら揚げます。

これなら子ども達でも注意しながら、比較的安全に揚げ物ができます。

 

炊きあがり!

それぞれ切ったり煮たりした具材を集めて、大きな炊飯器で炊きました。

「おいしそう!」

湯気の上がる炊きあがりをのぞき込んで、皆うれしそうです。

 

盛り付けします

秋の炊き込みごはんが完成しました。

持ち帰りのときは、さつまいもだけラップにくるんで、家に帰ってから混ぜてもらいます。

 

ミニクリームどら焼き

卵と砂糖、はちみつ、しょう油を混ぜたところに、薄力粉とベーキングパウダーを加えて生地を作ります。

あとはパンケーキを焼くように、フライパンで小さめの丸に焼いていけばいいです。

コツは弱火でゆっくりと焼いていくこと。

しょう油を入れているので焦げやすいのと、ゆっくり加熱した方がふっくら膨らむからです。

 

ときどき火からフライパンをおろして、濡れたふきんの上において冷やしながら、何枚も焼いていきます。

「いいにおいがする」

「しょうゆの香ばしいにおいもする!」

 

いくつも焼いた皮にあんことクリームを挟む

焼いた皮は濡れふきんをかけてしっとりさせたあと、こしあんとポイップクリームを挟みます。

 

挟んで完成!

おいしいお土産がたくさんできました。

 

「先生、ぼくのファイルいっぱいになったよ」

「おお、もうそんなに経ったんだ」

「クリスマスメニューも、もう2度目だよ!

去年はキャンドルケーキだったけど、今年はなにかな」

 

この講座では申し込んでくれると、始めにレシピを入れるクリアファイルを渡しています。

毎月のレシピを入れていくと、ちょっとしたレシピ本になります。

長く続けている子は2冊3冊とファイルが増えていきます。

 

「この焼きうどん、おいしかったなあ」

「このときの桜もちを入れた、桜の花がついたケース、まだ持っているよ」

ときどきファイルを広げながら、子ども達が話してくれます。

 

子ども達の中に確実に残っていくものがあるのは、うれしい限りです。

 

さて今度はなにをしようかしら。