30年以上愛用していた、配偶者より大事な鍋のふたが破損したという報告を受けました。
「別のふたを買わなきゃ…」
どんなふうに壊れたんでしょうか。
「??? どんなふうに壊れたの?」
「つまみがバキッと...」
「つまみ?」
つまみが壊れていました。鍋の蓋のつまみなんて、ホームセンターでもスーパーでも補修用品が売っています。
「別のタイプの蓋にしたいの?」
「いや、今のままがいいけど、さすがにここまで壊れたら直せないでしょ」
「いや、むしろ直しやすいと思うけど。ちょっと見てみるね」
「そうなの? じゃあやってみて」
というわけで、今回は鍋の修理を、わが家の便利屋サービス担当のかりんがお送りします。
鍋の蓋が固定式なのかと思ってみてみると、ねじ式のようです。
ひねってみたら簡単に外れました。
蓋のサイズと穴の径を確認して、合う蓋を探します。
価格:165円 |
合うものを見つけられたので、さっそく購入しました。
パール金属さんのものだし、品質も心配することはないでしょう。
取り付け方法もごくごく簡単です。
違和感なく取り付けることができました。
「こんなもんで」
「おお~っ!」
これで感心されると、うれしいというより罪悪感のようなものを感じてしまいます。
「こういうパーツは補修品が出ていることが多いから、知っておくように」
「はい~」
それでも賛美の波動が伝わってきて、居心地の悪い感じで引き渡しました。
低コストでプラスポイントを得ることができたので、やはり知識はパワーです。
世の中には無駄なものなどないのです。