12月の子どもクッキングのメニューの「パエリア」を、先日の「スノーボールクッキー」に続き、試作しました。
www.atorobin.com「パエリア」は具材をオリーブオイルで炒めて、米や調味料と一緒に炊飯器で炊き込む、簡単レシピにしました。
注意しなければいけないのが、加える水の分量です。
少し固めのできあがりが好ましいのですが、トマトペーストを加えたりするので、あまり控えても焦げ付きやすくなります。
以前、お米も具材と一緒に炒めるレシピでやってみたことがあるのですが、こちらは炊きあがりが均一にならず、失敗した経験があります。
炊飯器任せは簡単ですが、仕上がりをよくするためには加減が重要です。
材料
米 2合、
シーフードミックス 100g、
たまねぎ 1/4個、
カラーピーマン 1個分、
白ワイン 大さじ1、
水 350ml、
ターメリック 小さじ2,
固形コンソメ 1と1/2個、
トマトペースト 50g、
オリーブオイル 大さじ2、
塩こしょう、
パセリ 少々
今回はこちらの分量で試作してみました。
作り方
①たまねぎはみじん切り、カラーピーマンは黄とオレンジの2色を1/2個ずつ使い、四角に切る。
②オリーブオイルで、シーフードと野菜を炒めて塩こしょうする。
③炊飯器に洗った米と②、調味料と水を入れたら全体を混ぜて、普通に炊く。
(白ワインの代わりに日本酒でもOK)
④盛り付けて乾燥パセリをふる。
いい色に炊き上がりました。
そして試食
試作ができたので、夕食に主人と試食します。
「本日の夕食は、パエリアと、主菜として鶏肉のスパイス焼きに茹でブロッコリーを添え、スープは豚汁でございます」
「ちょっと待て。今なんか違和感のあるメニューがあったように感じたんだけど」
「茹でブロッコリー?」
「違うわ! なんでこのメニューに豚汁が入る?」
「きのう大量に作った豚汁が残っている。試作メニューはこのタイミングで作らざるを得ない。あとは… わかるね?」
「むむむ… メニューに合ったスープという選択肢はないわけか。まあ、豚汁はきらいなわけではない。了解した。いただこう」
毎回主人には、新作レシピや講習会レシピの試食をお願いしています。
献立の組み合わせがこんな場合も時々あります。
付き合ってくれる主人には感謝です。
「パエリアがべたべた過ぎる。もう少しサラッとしていた方がいいと思う」
「水を控えた方がパラパラになるんだけど、計量しやすい分量を考えるとこうなるんだよ」
「計量のし易さで味を犠牲に? …まあ、子どもたちが作るんだから、まずは作りやすさを優先するのもありか」
「そういうことなので、今回はお見逃しを」
「苦しゅうない。でも、今後はもっと本格派を目指せるようにした方がいいと思うよ」
「うむ。考えてみる」
とりあえずレシピは完成!
これで印刷します。
もうひとつの試食
庭のムベ棚のムベの実が食べごろになってきました。
ここ数年、ほとんど実らなかったり、鳥に食べられてしまったりして、なかなか食べることができませんでした。
今年は2個、主人が高枝切りばさみで切ってくれました。
あとはスプーンですくって、黒いタネのまわりのゼリー状のところをいただきます。
素朴な甘さがおいしかったです。