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楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

何度も繰り返し読みたい本に出会えるしあわせ

先日ツイッターで見かけた子どもの本についての書き込みです。

 

 

子どもが本当に何度も読み返したくなる本に出会えたなら、何度でも読ませてほしいと思います。

自分もそうやって、何冊もお気に入りの絵本やおはなしに出会ってきました。

自分の子どもにも、繰り返しお気に入りの本を読み聞かせましたし、ボランティアで小学生に読み聞かせをしていたときも、再度読めるように読み終わった本の紹介をしていました。

 

子どもを「本好きにさせたい」「想像力(創造力)の豊かな子にしたい」と思うなら、子どもが自分の好きな本を何度も選ぶのを止めないでほしいです。

 

子どもに本を読ませるときに絶対にしてはダメなのは、本から教訓とかを引き出すような働きかけです。

読書は勉強と感じさせたり、本来楽しめる体験を苦行にしてはいけません。

以前、小学校で読み聞かせをしたときに、終わった後で先生が「おもしろかったね! あのサンドイッチになった鳥は何羽だったっけ? 何人のひとが集まったのかな?」

と質問を投げかけて、絵本の余韻をぶち壊しにしてくれたことがあります。

次の読み聞かせでも、そんな些末なことばかり考えてしまうじゃないですか。

 

本の世界に居心地のいい場所を見つけてくれたら、それからその子の世界はどんどん広がっていきます。もっと違う世界(違う本)にも触れたくなってくるでしょう。

 

わたしたちおとなは、子ども達の本選びを暖かい目で見守っていきたいです。