月一回のお楽しみ、子どもクッキングが先日無事終了しました。
今回のメニューは「スパゲティミートソース」と「しゅわっと苺ゼリー」です。
スパゲティミートソース
定番メニューですが、今回のポイントは二つ。
カットトマト缶を使ってトマトソースを作ること。
豚挽肉を炒めるときは、始めかたまりのまま入れて焼き目をつけてから、ほぐしていくこと。
この2つを押さえるだけで、簡単なのに本格的な味になります。
みじん切りも、もうみんな慣れたものです。
今回たまねぎとにんじんは一緒に炒めるので、火通りが同じくらになるように、人参の方を小さく切ります。
毎回野菜は、どうしてこの形、この大きさに切るのか理由を説明しながら切ってもらいます。
炒め作業に入ってから、なかなかにんじんが柔らかくならなかったりすると
「あ、にんじんが大きすぎたのかあ」
と自分で納得して、失敗を次に活かしてくれます。
みじん切りしたたまねぎとにんじんを、にんにくの匂いを移したオリーブオイルでよく炒めます。
たまねぎが透き通るくらいまで炒めたら、いったん取り出して、そこに豚挽肉をかたまりごと投入!
ハンバーグを焼くように、肉をフライパンに押し付けるように焼きます。
ひっくり返して両面に焼き目をつけたら、さっき取り出しておいた、たまねぎとにんじんを加えてから初めて肉を崩して混ぜていきます。
肉を初めから崩して炒めないのは、肉の旨みを逃がさない、挽肉の大きさをわざと均一にしないことで肉の食感・存在感を高める、という狙いがあります。
あとは弱火にして、カットトマト缶とケチャップ、ウスターソース、粉チーズを加えて煮詰めたら、最後に塩こしょうで味を調えます。
スパゲティの茹で具合も実際つまんで食べて確認してもらったら、お湯を切りオリーブオイルをまぶしてからミートソースをかけて完成です。
しゅわっと苺ゼリー
デザートはサイダー入りの苺ゼリーです。
生の苺も潰してゼリーに入れて、かたまったゼリーの上にもトッピング。
仕上げに練乳をかけます。
実は今回からコロナ対策が緩和されて、作業台の衝立がなくなりました。
解放感がすごかったです。
とはいえ、消毒・マスク着用の予防策は続けます。
試食についても個食ならOKということになったので、このしゅわっと苺ゼリーは出来立てをそれぞれ1個ずつ食べてもらいました。
「めちゃおいしい!」
「練乳といちごの酸味がすごくあうよ、これ」
「あとからちょっとくる! シュワが」
久しぶりの試食味感想でした。
炭酸を使ったゼリーなので、時間が経つと「しゅわ」が抜けてしまうので、すぐ食べてもらえてよかった。
次回6月は「お花のいなり寿司」とスイーツは「サイコロパン」の予定です。