4月になりました。
3月はわたしにとって終わりの月でした。
20年以上所属して活動していたNPO法人を退会して
16年勤めた歯科助手のお仕事を辞めて
1年間やった自治会の広報の役員の役目を終えて、引き継ぎをしました。
重なるときはいろいろ重なりますね。
全部終了させて、いま胸いっぱいの状態です。
それぞれ振り返りつつ、また次に進みます。
最後の子どもクッキング
栄養士の立ち上げたNPO法人で活動していた間、管理栄養士の資格を使ってさまざまなお仕事をしてきました。
印刷媒体やHPに掲載するレシピの作成。企業や高齢者、妊婦や男性などに対しての講習会・講演会。栄養コラム書き、栄養指導、栄養知識を得るための栄養問題作り、などなど。
その中で特にやりがいを感じたのは、小学生対象の料理教室の講師でした。
始めは「食育」するんだ! と構えて資料を作ったり、栄養に関する紙芝居を読んだりしていました。
でもそのうち、
「食べること」に興味を持ってもらえたらいい。
家でも親や兄弟姉妹で「食」に関する話をしてもらいたい。
自分が食べるものは自分で作れるようになってほしい。
そんな風にムダに入っていた肩の力も抜けてきました。
取り上げるメニューも、わが家でもよく作っているメニューだったり、市販されているけど、実は簡単に家でも作ることができるメニューなどに落ち着いてきました。
小学生でも作れるメニューなのですが、父兄の方から
「わが家の定番メニューになりました」
との言葉をいただくのがなによりうれしかったです。
ちらし寿司
卒業の意味も込めて、最後のメニューはちらし寿司にしました。
卵を割って、溶いて、薄焼き卵を焼く。
みんなにはもうおなじみの作業です。
酢飯に白ごまや煮た干しシイタケを混ぜたものに、カニカマやスナップえんどうなどでカラフルに飾り付けしていきます。
最終的にタッパーに入れてお持ち帰りなので、タッパーに酢飯を詰めた状態でトッピングしてもらいました。
ロールケーキ
こちらもいままでやってきた調理テクニックのおさらいです。
スポンジ生地を作るため、白身と黄身を分けて別立てする。
焼いた生地を巻きずしを作る要領で巻いていく。
均一にケーキの生地を流すのがコツです。
調理室にあるオーブンの天板が大きかったので、アルミホイルを丸めて隅に置き、流す面積を小さくしました。
生地が焼けたら、冷ましてからホイップした生クリームを薄く塗ります。
巻き寿司を巻くように、クッキングペーパーを巻きす替わりにして、手で押し付けるようにして巻いていきます。
生地が厚すぎると巻きにくいし、薄すぎると割れやすくなってしまうので、ちょうどいい厚さに均一に流すのが大事です。
さいわい、みな無事に巻くことができました。
あとは4等分に切って、立てて生クリームやデコペン、ミニクッキー、アラザン、ココアなどで飾って完成です。
それぞれ個性的なミニケーキができあがりました。
あとは片付けですが、もうみんな何も言わなくても洗い物をして、拭いて戸棚にしまうところまでやってくれます。
最後のクッキング、無事に余裕を持って終了することができました。