今週のお題「まつり」
小さな頃の夏祭りの記憶
夏祭りといえば、子どもの頃には近所に大きな神社があったので、そこにたくさんの夜店が並びました。
広い境内には他にも、見世物小屋やサーカスのテントが張られることもありました。
夜店では輪投げや薄荷笛、金魚すくいには必ず立ち寄っていました。
それから、おままごとに使うプラスチックの野菜や果物なども山のように並べられていて、どれを買ってもらおうか、真剣に悩んだ思い出があります。
(親に連れられて行っていた頃は1つか2つのおもちゃしか買ってもらえなかったので)
食べ物系では綿あめが大好きでしたが、翌日まで大事に残して取って置いたら、硬い茶色の砂糖のかたまりに変わっていて、がっかりした記憶があります。
夏祭りといえば金魚すくい
結婚して子どもができて、その子たちが近所のお祭りに行くようになったら、やっぱり金魚すくいの金魚を持ち帰ってきました。
さいわい主人が
「水槽に移すときは急に冷たい水に入れないで、汲み置き水を入れた水槽の中にビニール袋ごとしばらく漬けておいて。水温に慣れたところで袋からだして」
「濾過器をつけないとね」
など適切なアドバイスをしてくれて、おかげで金魚たちはかなり長生きをしてくれました。
中でも一匹、どんどん大きくなっていった金魚がいました。
長男が小学校の同級生に
「うちには筆箱ぐらいの金魚がいるんだ」
と吹聴した結果、それを確かめにかわるがわる子ども達が見学にきたくらいです。
調べたら、金魚はそれを飼う水槽の大きさに応じて、かなりの大きさに成長するとのこと。
わが家の金魚さんは、3年生きて体長19㎝まで大きくなり、見た目はほとんど鯉になりました。