今週のお題「ちょっとした夢」
お題ですが、「ちょっとした」これからやりたいことについて書きます。
管理栄養士という職業を長年してきて、家庭で作る食事もそれなりのこだわりを持って作っています。
主人も食に対して関心の高い人ですので、家族で食事をしながら、食材や料理についての話をいつもしていました。
息子2人には、小さい頃から配膳や洗い物の手伝いをしてもらいました。
わたしが台所でご飯を作ったり、お菓子を作ったりする様子を見ていた子どもたちは、家を出て自炊するようになったら、自分でも楽しく料理をするようになりました。
わが家の食事は、わたしが一週間の献立表を作って、冷蔵庫に貼りだしています。
そうすることで、材料の買い出しや在庫管理をしたり、お正月やお盆、クリスマスなどの行事食の記録を残して、次年度の参考にしたりしています。
あるとき、その溜まった献立表を捨てようとしたら、次男坊が一言
「取って置いて」
彼にとっては家で過ごした時間の思い出なのでしょう。
その時から、わが家の料理のレシピを作って、子ども達に残そうと考え始めました。
たとえば、わが家ならではの「年越しラーメン」のレシピは、ずっと伝えていきたいです。
それから、わたしには長年料理講習会の講師を務めてきた過程で、作ってきたたくさんのレシピがあります。
同じ献立でも何度も繰り返し作った過程で、分量や作り方等、自分でこれがベスト! と言えるものにたどり着いたおかずやお菓子のレシピです。
もともとは家の定番料理だったり、勤め先の現場で作っていたものや、最近になって挑戦したものなど、いろいろですが。
それらをまとめて、お母さんの料理のレシピだよと息子たちに手渡すつもりです。
「おふくろの味」を教えるという意味もありますが、わたしにとっての自分史にもなりそうです。