今週のお題「自分の好きなところ発表会」
自分のいいところを自分で書くのはなかなか難しいです。
でも、あえて書きます。
「好きなものに対して大きなパワーを向けることができる」
が自分の長所だと思っています。
いままで生きてきて、好きなものに突進してきたおかげで、楽しい人生になったのは間違いないです。
(大波小波に巻き込まれながらも…)
好きな本・漫画・アニメ・映画
小学生ぐらいから本が好きで、いまでも読書はわたしにとって大事な時間です。
中学生くらいから漫画にはまり、同じ漫画家さんが好きな文通相手と熱い交流を大学に行くまで続けていました。
高校時代にはアニメにもはまり、自分でもアニメーションを作りたいとの思いから、8ミリ映画の勉強を始めました。
(当時は個人で映画を作ると言ったら、1本で3分間撮影ができる8ミリフイルムを使うのが一般的でした。)
高校で友人達と共に「漫画同好会」を立ち上げ、学祭で発表もしました。
学校外でもアニメ同好会を作って、ラジオにはがきを書いて読み上げてもらい、会員募集もしました。
絵と文章をコピーして、ホチキス止めして同人誌を作成。
そして念願のアニメ制作も、ようやく1本完成させ、母校の学祭で上映も叶いました。
(わたしは背景、撮影、編集担当)
大学に入って漫研に入部したのですが、漫画は描かずに映画作りに熱中していました。
美味しいものを食べること、作ること、実験をすること
幼稚園、小学校の頃と、食が細くて好き嫌いが多かった時代がずっと続いていました。
あるとき、嫌いだった牛乳が、おいしい特濃牛乳を飲んだことで好きになったり、小説で読んだり、雑誌で見たりしたものを自分で作って食べてみたりしているうちに、食べることが好きになりました。
小学校の部活では、「あの顕微鏡とか分銅ばかりとか、解剖セットとか、好きなだけいじれる!」という理由から理科部を選択しました。
数学とか化学は得意ではなかったけど、生物は好きだったので理系を選び、食に関する仕事で、実験もしたりする学部…管理栄養士専攻を大学進学では選びました。
恋愛でも好きなものにまっしぐら
人を好きになったら、男女に限らず積極的にアタックしていくタイプです。
好き嫌いが顔に出やすいらしく、分かりやすいともいわれます。
恋愛でも好きになったら突っ込んでいって、振られることがあっても、懲りずにまた行きます。
いまの主人も、わたしから告白して付き合い始めました。
「このひとがこれからどんな人生を送っていくのか見てみたい」
というのが交際を申し込んだ理由だったのですが、ポジティブ思考の主人のおかげで、思った以上に楽しい生活を送ることができています。
一番はまった仕事は「料理講習会の講師」
大学を出て、管理栄養士という職につくことができたのですが、仕事ですから楽しいことばかりではありません。
結婚、出産、再就職というライフステージの変化に合わせて、他の職業も含めて転職を繰り返しました。
そんな中で栄養士が立ちあげたNPO法人に参加したことが、大きな転機になりました。
栄養士の資格を使って社会貢献するというNPOなので、料理講習会やレシピ作成、講演会、栄養指導など、さまざまな経験をすることができました。
「自分は栄養士なんだ」という原点に返って、他の人の役に立つことができるという体験は、以後も自分の支えになってくれました。
そのNPOの活動の中でも、一番楽しかったのが「料理講習会」の講師でした。
自分で企画を立てて(もしくは与えられたテーマの中で内容を提案して)、レシピや材料の準備、場合によっては購入・搬入、開催、報告書(反省)という一連の作業は、まるで学生時代に経験した「学園祭」のような体験でした。
失敗があっても次に活かせばいいし、なにより受講者からのダイレクトな反応が、とてもうれしかったです。
好きなことをしているときは「最高の笑顔」になれる
「アンパンマンマーチ」の歌詞で
なにが君のしあわせ なにをしてよろこぶ
という一節がありますが、これが分かったらひとは幸せになれると思います。
わたしの場合、40過ぎになるまで、それが分かりませんでした。
あるとき、NPOの活動中の写真を撮ってもらったら、そこにはお愛想笑いではなく本当に楽しそうに笑っている自分がいました。
子どもクッキングの講師をしているときも
「先生、うたわないで!」
といわれて、鼻歌を歌っている自分に初めて気がついたりしました。
これからも自分の好きなことを求めて、笑顔でいれる人生を過ごしていきたいです。