今週のお題「本屋さん」
毎日本を読む生活を送っていますが、いま本を買うのはほぼネット経由です。
そうでないと、自分の欲しいと思ったものが手に入らない場合が多いので。
特に最近の小説は、絶版になるまでの期間が短すぎます。
昔の古典もベストセラーも、残ると思っていた作品が、本屋に並んでいないという状況に危機感を感じます。
小説家という職業が、成り立たなくなってしまうのではないかと。
(漫画も同様ですが…)
こちらでも熱く語っていますが、近くに品揃えのいい本屋があったらいいのに…
いまは都会の大きな本屋まで行かないとその望みが叶わないです。
小さな本屋だと確実に売れるものしか入荷してないです。
そうはいっても、やはり本屋ならではの良いところはたくさんあります。
直接手に取って見ないと買えない本がある
直接本屋で見ないと買えない本があります。
それは「絵本」です。
「絵本」はその形も大きさも、重さも、右開きか左開きか、字が見やすいかなど、手に取って見ないと分からないことだらけです。
子どもが自分で読むのか、こちらが読み聞かせてあげるのか(重かったり、小さ過ぎたりする絵本は不向き)、でも変わってきます。
それだけに、本屋で手に取って購入に至った絵本には愛着があります。
以前のブログで紹介した絵本たちも、自分が気に入って、子ども達も喜んでくれて、さらに好きになりました。
こんな絵本たちに出会えてほんとうに良かったです。
本屋でのひとめぼれ
本屋はよく待ち合わせの場所に使っていたのですが(主に主人と)、自分がいつもは行かないコーナーを回って、時間を潰します。
物理学、数学、社会学、哲学、図鑑、児童書、画集、辞書…なんでも。
タイトルに惹かれたり、装丁や表紙に目に留まったり、何に引っかかるか分かりません。
洋服やバックを見て歩くように、本の海を泳ぐのは楽しい時間です。
料理本はいままでもいろいろ買ってきましたが、このお菓子のレシピ本は表紙に料理写真がありません。
それが逆に、料理本コーナーで目立っていて思わず手に取りました。
内容については過去ブログに詳しく書いています。
他にも、装丁に惹かれた本にはこんなものもあります。
世界のことわざの原文と日本語訳、解説が書かれた本です。
文章も面白いのですが、それを表現したイラストが魅力的です。
こういう本は一期一会だと思って、少々高くても購入するようにしています。
出会いは大事です。
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誰も知らない世界のことわざ [ エラ・フランシス・サンダース ] 価格:1760円 |
ずっしりとした満足感
欲しかった本、発見した本を買って、胸に抱えて(あるいは重い袋をぶら下げて)帰るときの高揚感、満足感は癖になります。
ネット購入では味わえない、本屋の醍醐味です。