先日主人のお母さんがいる千葉まで出かけてきました。
途中、満開の桜、散りかけの桜、紅白の梅、一面の菜の花畑などを見ながら、ドライブを楽しみました。
ひとり暮らしのお母さんのところで、主人は庭木の剪定に精を出し、わたしは台所の片付けやご飯作りにいそしみます。
お母さんはわたしの作るパンやヒレカツをとても喜んで食べてくれるので、作り甲斐があります。
台所の在庫に見つけた「つぶあん」
台所の在庫品を確認していたらでてきた「つぶあん」の袋。
賞味期限は今年の5月末です。
ひとりぐらしで650gのあんこはさすがに食べきれない…
「これいただいていきますねー」
と引き取ってきたのはいいけど、どうしよう。
こちらも主人とふたりぐらしで、そうそう消費できるわけではないです。
そうだ、あんまんを作ればその状態で冷凍保存できる!
というわけで、ひさしぶりに饅頭を皮から作ることにしました。
まずは饅頭の皮作りから
饅頭の皮は薄力粉と強力粉、ベーキングパウダーを混ぜてふるいます。
他にゆるま湯(1/2カップ)で発酵させたドライイースト(小さじ1)、
ラード(大さじ1)、砂糖(大さじ3)、塩(小さじ1/2)をぬるま湯(1/2カップ)で溶かしたもの、
この2つを粉に加えてよく捏ねます。
それを電子レンジで一次発酵させ、切り分けてあんこを包んで成形、そのあとまた電子レンジで二次発酵。
最期に蒸し器で蒸してやっと完成です。
結構手間がかかります。
でも手作り饅頭の皮はおいしいので、がんばります。
まずは材料の準備を
日常使いの日清の薄力粉と、パンを焼くときに使っている強力粉(春よ恋ブレンド)を230gと120gという割合で使いました。
ベーキングパウダーは大さじ1/2。
どちらも40度ぐらいのぬるま湯を使って、イーストは発酵させ、ラードは溶かして生地に混ぜ込みます。
全部をよく混ぜて、手に付かなくなるくらいまで混ぜたら丸めて、あとは滑らかになるまでしっかり捏ねます。
おいしくなあれーと唱えながら、しっかり捏ねます。
あとは電子レンジまかせで、35度30分一次発酵です。
成形と二次発酵
空気抜きしつつ、生地を12等分にして伸ばしてあんこをのせて包みます。
あんこは前もってごま油をほんの少し混ぜ込んで、風味付けをしています。
生地を等分にしたつもりが、結構大きいのと小さいのの差があります。
天板にクッキングシートを敷き、あんこを包んだ生地を並べます。
あとは濡らしたふきんをかけて、電子レンジの発酵モードで35度30分、二次発酵をさせました。
最期は蒸してできあがり!
クッキングシートの上に二次発酵まで終わった生地を並べ、茹での立った蒸し器で蒸し上げます。
この大きさだと10~12分ぐらいで蒸し上がりました。
いい感じにつやつやしておいしそうに出来ました。
あんこが市販品のように真ん中に入っていないのはご愛敬ということで…
ほんのりごま風味のあんこも、ふっくら甘い皮も、とてもおいしかったです。
結局完成まで2時間かかりましが、大満足です。
肝心のあんこの消費は2/3ぐらいできました。
残りはおしるこにでもしていただきます。