今週のお題「制服」
お題について、考えてみました。
初めて制服を着たのは中学生のとき。
履きなれないストッキングをよく伝線させていました。
高校時代、セーラー服の思い出
高校は女子高でセーラー服でした。
スカーフを結ぶタイプではなく、タイをスナップ止めするセーラー服です。
そしてサイドにファースナーがついて、脱ぎ着する形でした。
(セーラー服にもいろいろあって、前が開くタイプもあります)
初めてセーラー服着てみて、その機能性に驚きました。
冬服はネクタイだけ外してクリーニングに出す形でしたが、夏服はタイとセーラーの襟、半袖・長袖の袖口が外せて(全部スナップ止めなので)、残った白い木綿のシャツ部分だけ洗濯機でジヤブジャブ洗えます。
(外した他の部分はたまに手洗いする)
漫画などでは女子高で、暑い時にスカートの中を下敷きであおぐような表現がされますが、実際にそんなシーンを目撃したことはありません。
でも、夏服のスナップ止めのところを引っ張って取ってしまういたずらをするシーンにはよく遭遇しました。
(うちの学校だけ、うちのクラスだけの一時的な流行りだったのかもしれませんが)
夏服のセーラー服は白い木綿のシャツだけになると、おじさんが着る白シャツのように垢ぬけなくなって、可憐なセーラー服とは全く別物に見えます。
カソリック系のお嬢様学校だったのですが、制服はすべて校内にある「裁縫部」で作られていました。
学校外にある制服ショップでも、学校名のついた制服は販売されているのですが、その制服を着るのは校則違反とのこと。
(それならなんで販売されているのか謎でしたが…
正規の制服と学外販売の制服は並べると、襟の角度とか縫製とか、違いがわかりました)
靴下も校内の売店で販売の三つ折りソックスでなければいけなかったし、不定期に朝礼のあと行われる服装検査も、先生が物差しでスカートの長さを計るほど厳しいものでした。
とはいえ学外に出ると、スカートを上のほうで折り込んで短くしたり、ソックスを伸ばして履いたりする生徒も少なからずいました。
わたしはというと、学校帰りに友達とデパ地下で、ドキドキしながらソフトクリームを買い食いしていたぐらいですが。
(制服で学校帰りに喫茶店などお店に入るのは禁止でした)
そして卒業
校則で縛られていたセーラー服の時代も、過ぎてしまえば懐かしい思い出です。
懐かしのセーラー服は、家を離れて大学生活を送っている間に捨てられていました。
高校時代のアルバムもいつの間にか無くしてしまいました。
いま残っているわたしのセーラー服姿は、大学受験の時の受験票に張り付けられた写真だけです。