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楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

「三日月よ、怪物と踊れ」はぜひ読んでほしい漫画です

今週のお題「名作」

お題の「名作」ですが、最近読んだ漫画でおもしろかったものをご紹介します。

これは名作だと思います。

 

藤田 和日郎さんの「黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ」です。

 

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舞台は1842年のロンドン。

主役は「フランケンシュタイン」の作者のメアリー・シェリー。

ヴィクトリア女王の舞踏会を狙った女王暗殺計画を阻止するという命を受けたメアリーが、暗殺団のメンバーのひとりで記憶を失った、怪物「エルシィ」と一緒に奮闘するおはなしです。

 

とんでもない設定なのに、メアリーがスコットランドヤード内にある、黒博物館(ブラックミュージアム)という犯罪の資料館を訪ねて、そこのキュレーターの女性に、その顛末を語りだす…という始まりから、ぐいぐい話に引き込まれてしまいました。

 

メアリ―のキャラクターがとにかくよかったです。

一見クールな黒目がちの瞳のメアリーが、実は気が弱く、でも追い詰められると開き直って大胆な行動をとってしまいます。

とにかくエネルギッシュなメアリーが、お話を引っ張って直地させていきます。

 

タイトルの怪物はエルシィだけではなく、メアリーの中にある「怪物」も表わしています。

 

読後感もとてもいい作品なので、連休中の読書にはぜひお勧めしたいです。

 

同じ作者の「黒博物館 ゴースト アンド レディ」もよかったです。

 

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こちらの主役はナイチンゲールです。

クリミア戦争で敵味方関係なく、看護婦として命がけて働いた偉人」という前知識をぶっ飛ばしてくれた、実に人間臭いナイチンゲールとゴーストの恋愛談です。

 

メアリ―・シェリー、ナイチンゲールという実在の人物に、作者の藤田流の肉付けがされた物語は、それぞれの人物について前知識があればあるほど面白く読めると思います。