今週のお題「おうち時間2021」
5月の連休が終わって、そろそろ1週間です。
おうち時間には時間のかかる料理をしたり、読書をしました。
主人とふたり、庭の手入れや車のタイヤ交換もしました。
でもコロナのため、親のところへも行けなかったし、子ども達の顔も見られませんでした。
もちろん旅行やドライブもなし。
これだけ特別感のない連休もなかなかないですね。
「温泉いきたいね」
「旅行いきたい!」
TVの旅行番組やユーチューブのドライブ動画をみて、主人とつぶやいてしまいます。
最近見た漫画と本
ここ1ヶ月ではこれくらいでしょうか。
買ってまだ読んでいない漫画もまだまだあります。
特に面白かったものは、またそのうちご紹介したいと思います。
最近あさのあつこさんの小説にはまっています。
特に「弥勒の月」から始まる時代小説シリーズに、今どっぷりと浸かっています。
北町奉行所の同心、小暮信次郎とその元で働く岡っ引きの伊佐治。
小間物問屋の若き主人、遠野屋清之介。
この3人が絡まりあって、江戸の町に起こる事件に関わっていく…というシリーズです。
とにかく3人の造形がすごくて、その3人がそれぞれ絡んで起こる化学反応がおもしろくてたまりません。
進次郎は若いけどすべてに退屈していて、血なまぐさい事件になると生き生きしてくる嫌な奴で、親子ほど年の離れた伊佐治は「この方の元で働いていていいのか」としばしば思っています。
清之介が妻の死を調べてくれるよう、進次郎に頼んだことからはなしは始まっていきます。
たとえるなら、信次郎がシャーロック・ホームズで、伊佐治がワトソン、清之介はホームズのことを誰よりも分かっているけど、決して同じ道には行かない、モリアーティーかホームズの兄のマイクロフトのような関係です。
活劇あり、グルメあり、会話のやりとりについ笑ってしまう場面ありという、とにかくいろいろなものが詰め込まれた時代劇です。
現在シリーズ2冊目の「夜叉桜」を読んでいるところです。
まだまだ続きがあるのが、うれしい限りです。
弥勒の月 長編時代小説 (光文社文庫) [ あさのあつこ ] 価格:628円 |