来客の予定があって、なにか簡単なお菓子でも作ろうと考えていました。
ココア地とバニラ味の2色クッキーでも作ろうかな?
渦巻きにしてもスクエア型にしてもいいし…
でも2種類の生地を用意するのは時間もかかるし、面倒だ。
ということで、簡単に作れる「アーモンドクッキー」を作ることにしました。
何が簡単かというと、わざわざ電動泡立て器を持ち出さなくても、小さな泡だて器一つでできることです。
重曹とベーキングパウダーを加えているので、泡立てにそれほど気を使わなくてもきれいに膨らんでくれます。
薄力粉と砂糖、卵、ショートニング、ベーキングパウダー、重曹、アーモンドが主な材料です。
あればアーモンドエッセンスも加えるとさらに風味が増すのですが、今回はないのでパス。
ショートニングもなかったので、代わりにラードを使いました。
まずはボウルにラードを入れ、砂糖を加えて泡だて器でよくすり混ぜます。
さらに卵を加えて混ぜ合わせます。
クリーム状になったら、水で溶いた重曹を入れます。
最後に薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れてさっくり混ぜて、生地のできあがり。
あとは棒状にまとめて、輪切りにして形を整えてオーブンで焼けばOK
…のはずでしたが、ラードを入れたことで風味はよくなったけど代わりに生地がゆるくなってしまいました。
薄力粉を追加してもまとまり難かったので、クッキングペーパーの上に生地を落として広げるやり方で作りました。
大きさがいろいろなのはそのせいです。
丸く置いた生地に、ハケで溶き卵を塗ってアーモンドを押し込んでから焼きます。
この中華風クッキー、食べた感触は甘食に似ています。
ほっこりしてかなり重量感はあるのですが、口に入れるとほろほろと崩れていきます。
それは、ふくらますのに同じ重曹を使っているせいだと思います。
ちなみに重曹だけだと苦みがでてしまうので、ベーキングパウダーも混ぜて重曹の量を減らしています。
有りものの材料で作ったクッキーですが、思った通りの素朴な味にできあがってよかったです。