ときどき手作りお菓子の味が恋しくなって、ケーキやクッキーを焼くことがあります。
基本的にものぐさなのですが、誕生日や記念日などのイベント、特別な来客があるときや訪問先におみやげに持っていくなどの理由付けがあれば動けるのです。
今回は主人の好きなパウンドケーキを焼くことにします。
テレビを見ていたらパウンドケーキが出てきたので、
「しばらくパウンドケーキも作ってないね」
「え、食べたい?」
「食べたい!」
しまった。キラキラする目で見られて、理由付けができてしまいました。
パウンドケーキ
パウンドケーキは中に入れる材料で味が決まります。
我が家の定番はドライフルーツとくるみを入れて、洋酒を効かせたパウンドケーキです。
今回はお試しで購入してみた、アプリコットとクランベリーのドライフルーツをメインで使いました。
他に干しブドウやブルーベリーなどのドライフルーツも少々加えます。
いままで使ったフルーツの中で、一番おいしかったのは「梅酒を作った後の梅」を刻んで入れたときでした。
お酒成分もたっぷり浸み込んでいるし、さわやかな梅の風味がアクセントになります。
残念ながらここ何年も梅酒は仕込んでいないので、梅酒漬けの梅のストックがないです。
熱いダージリンを淹れていただきました。
バターをたっぷり効かせたケーキはおいしいですね。
バースデーケーキ
主人のバースデーケーキを焼きました。
苺と生クリームをたっぷり使います。
主人は4月生まれです。
11月生まれのわたしからしたら、4月は苺が量も種類も多く店に出ているので、うらやましい限りです。
11月は苺の入手が大変なので、いつも他のフルーツか栗とかで済ませています。
今回のケーキは、デコペンのチョコレートをクッキングペーパーに絞り出して固めたものを飾ってみました。
ハートはうまくいったのですが、文字の方は紙から剥がすときに崩れてしまいました。
「ダイイングメッセージ…? 文字が皿に書かれているのは斬新」
主人の感想です。
チョコレート細工も修行あるのみです。