もう11月も近くなり、朝晩はかなり冷え込むようになってきました。
そろそろ温かい飲み物が恋しい季節です。
温かい飲み物といえば、わたしはコーヒーが好きです。
2日に一度ぐらい、ペーパーフィルターで淹れて飲んでいます。
好きなものはカフェオレで、いつもはこれを飲んでいますが、コーヒー成分が欠乏してくるとブラックでごくごく飲みます。
コーヒーのほかにダージリンティー、ウーロン茶、ジャスミン茶、煎茶、番茶などをいつも常備しています。
普段大きなポットに淹れておいて飲んでいるのはウーロン茶で、あとは食べるものに合わせて適宜飲み分けています。
飲み物にはそれぞれ特徴があります。
お茶類に含まれる成分の中でカフェインとタンニンがよく知られていますが、お茶の種類によって含まれる量も随分違います。
カフェイン
カフェインには中枢神経を刺激して、目を覚ましてくれたりストレスを和らげたりする効果が期待できます。
カフェインは抹茶や紅茶に多く含まれています。
カフェインといえばコーヒーと思われがちですが、コーヒーに含まれているカフェインは、緑茶に比べると4分の1くらいの量しか入っていません。
カフェイン入りを謳っている飲料もたくさんありますが、カフェインは血管拡張作用があるので、あまりたくさん摂取するとオーバードーズで死んでしまうこともありますのでご注意を。
タンニン
タンニンは渋みがあり、抗酸化作用や抗菌作用が期待できます。
タンニンは紅茶や煎茶に比較的多く含まれています。
ビタミンC
それ以外の成分では緑茶類のみビタミンCが含まれています。
紅茶やウーロン茶、コーヒーには含まれていません。
飲み分けの例
仕事中には緑茶やコーヒーを、風邪っぽいときには緑茶や紅茶を、寝るまえにはカフェインなしのハーブティーをなど、場合によって飲み分けると通っぽくていいですね。
最近のマイハウスブーム
ところで、うちでは最近変わったもので、「菊芋ごぼう茶」を飲んでいます。
主人のお母さんが「菊芋ごぼう茶が身体にいいらしいから、ぜひ飲ませてあの子の腹を何とかして」といただきました。
菊芋にはイヌリン、ごぼうにはサポニンが有効成分として含まれています。
イヌリン
イヌリンは多糖類の一種で、炭水化物の一種なのですが人間の消化器では分解できないため、身体にほとんど吸収されずに体外に排出されます。腸に入ってからは水溶性食物繊維として糖質の吸収を抑えてくれ、善玉菌のえさになってくれます。
菊芋以外にもニンニク、ごぼうや玉ねぎにも含まれています。
サポニン
抗酸化作用、免疫力向上、肥満予防、血流を良くする、肝機能の向上、咳や痰を抑えるなどの作用があります。
いただいた菊芋ごぼう茶はティーパックで、簡単に淹れられます。
飲んでみるとごぼうの香ばしい味が、結構おいしいです。
ノンカフェインなので、寝る前に飲んでも大丈夫です。
そこまで効果が出るかどうかはわかりませんが、今でも子どものことを考えている大先輩に感謝して、今晩も主人に飲んでもらっています。