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楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

汚部屋に住むということ -どうして途中で立ち止まれなかったのか

汚部屋清掃サービスについて

主人が今、YouTubeで「片付けトントン」という名古屋の清掃会社さんの動画にはまって、アップされているものを見つくす勢いで観ています。


グッバイ実家〜解体・建て替えのための一軒家丸ごと片付け〜#01

 

わたしも一緒に観ているのですが、確かに膝上までゴミや物にあふれた部屋をどんどん片づけていってくれるのは見ていて気持ちいいです。

うちはさすがに汚部屋ということはないのですが、ものが多くて溢れていて、必要なものだけを持つようにするミニマリストへの道を進んでいます。

今は子どもの学校時代のものが大量にあるので、その片づけを始めていますが、なかなか片付けトントンさんのように分別することは難しいです。

まるでヒヨコの鑑定士さんのようなスピードで置いてあるものを「可燃」「不燃」「資源」「小銭」「ライター」と分けていくんですもの…

 

てみというものを使って、床に落ちているものを集めて分別するのはとてもやりやすそうで、主人は「うちもやる」と言って、「ああ、でもそこまで床に物はない…」と落胆しています。いいことなんですけどね、本来は。 

でも消費税アップ前にてみは購入しました。庭の落ち葉を集めるのにちょうどいいということに気づいた主人がプレゼンに成功したのです。また一つものが増えました。

なんだかな~。

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汚部屋になってしまう時

動画を見ていてわかったんですが、清掃を依頼してくる方には3種類の方がいるようです。

  • 住んでいた人の家族や親せき
  • その家を買った人
  • ご本人

汚部屋になっている部屋の持ち主が頼んでくるのは引越しをきっかけになどで決心したりなどで、それほど多くないようです。

残念なことに、施設に移るとか亡くなったとかで身内の人が頼むことが多いようです。

足の踏み場もなく、ひざの上までペットボトルやゴミがあふれている部屋で、一体どうやって暮らしていたのか想像もつきません。

ふとんの上にもゴミが重なっているんです。

 

どこでそうなってしまったのでしょう。

ゴミを分別して、決まった収集日に出すだけのことが、どこかで出来なくなってしまっているんです。

 

ゴミの山の中からいくつも未使用のゴミ袋の束が出てくるケースもあります。

片付けようとしたこともあったんですね。

でも、なぜかそれ以上進めることができなかったんです。

なぜ? どうして?

わたしは今、静かに戦慄しています。

なぜなら、これはいつでもわたしやわたしの家族、親に起こり得ることだからです。

 

片付けトントンの人たちが真面目に、一所懸命片づけて、長くても数日のうちに綺麗にしてくれるのを見ていると、住んでいた人が元気なうちにこれを頼めていれば、いろいろと違った形にもなったように思います。

 

片付けが進められず、あれ、これはまずいのでは? とチラとでも思ったら、お掃除サービスにお願いするのも、とてもいいことだと思います。

人生がおかしな方向に行ってしまう前に、ちょっと真面目に考えてみましょう。

 

おまけ:片付けトントンさんのこと。

動画を見ていて感じたのですが、片付けトントンさんのメンバーは、みんなそれぞれ個性的なのですが、信頼感で結ばれている感じがして、見ていてとても気持ちがいいんです。

部長さんもお歳はちょっと上のようですが、少しも骨惜しみせずに先頭に立ってガンガン片づけていきます。

お喋りな人、クールな人、怖い感じなのに水回りの清掃が完璧な人など、バラエティに富んでいます。

なかなかここまで理想的な人間関係で仕事が進められることはないように思います。

サービスが愛知エリア限定なのがかなり残念です。