今日も気持ちいい青空と暑すぎない気候で、秋の気配です。
秋になると、ようやく自分のことをいろいろと考える余裕が出てきます。
きょうはのろけに聞こえるかもしれないお話をします。
人生って、本当にまったく先がわからなくて、わたしが埼玉に住むことになるなんて、
18歳の私に言ったらぜったいに信じなかったでしょう。
わたしはとてもいい子だったので、先生の言うことはよく聞いて、
親が望めばそれに答えるようにしてきました。
大学に行かせてもらって、卒業したら実家に戻るのが当たり前だと思っていました。
でも、なぜか今、わたしは家から遠く離れた埼玉でがんばっています。
人生が変わる瞬間っていうのはあるんです。
大学に行っても、適度に楽しんで、適度に慎み深く、
ボーイフレンドも作って適度に遊んでいました。
わたしも人並みに失恋などして、いろいろあがいたりしたのですが、
その時に相談したのが失恋相手の友人で、尚且つ当時わたしの友人とつきあっていた彼…今の主人でした。
ダブルデートなどもしていたので、いろいとと破れかぶれになって、
すがれる藁なら何でもよかったんです。
そんなわたしのいろいろと理不尽な話を、主人は聞いてくれて、
言いにくいだろうことも気を遣いながら言ってくれて、
本当に真剣に対応してくれました。
それからいろいろと紆余曲折があって、今ここにいます。
主人と付き合うようになって、主人がどんなことに直面してもぶれないことに驚きました。
わたしは人に何かを言われるとすぐにぐらついてしまうたちだったので、
そのやり方を教えてもらいました。
主人は首をかしげて、別に特別なことは何もないけど、と言い、
それでもいろいろと考えてくれました。
わたしがこれだと思ったことがいくつかありました。
- 自分のポリシーに合わないことは、カッコ悪いし楽しくないからやらない
- 自分のやることは、自分で選んだのだからぜんぶ自分の責任である
- だから自分のやる事は全部楽しいことである
はたで見ていると、けっこう厄介なことも気軽に引き受けており
(わたしの件もそうだったけど)、自分のやることは全部楽しい? 本当?
と思っていたのですが、嫌がってやっていることはないようでした。
この、
自分のやる事はぜんぶ自分の責任
と
自分のやる事はぜんぶ楽しい
という考え方は、これまでずいぶんとわたしを助けてくれました。
どうしようと思った時には、すごくポジティブに、
わたしにとってプラスになる考え方を展開してくれ、
無理かなということもやってみることができました。
主人と結婚する気になったのは、
「この人はどんな人生を歩んでいくのだろう。傍で見ていたい」
と思ったからです。
自分の信じる方向に向かって、まるでジェットコースターのようなスピードで向かっていくのを見ているのは、こわいけれど魅力的でした。
方向は決まってないからスキーとかじゃない? と主人は言いますが、
わたしはスキーはそれほど得意じゃないんです。
だから今後もジェットコースターでいきます。