きょうは曇っていたせいか、花粉もおとなしめで助かりました。これから先は晴天がうらめしくなる日々が続きます。
今回は生活のダイエットの一環として行った、保険の見直しについてお話しします。
保険を見直したきっかけ
うちで保険を見直したきっかけは、子どもたちの独立です。
学校に行っている間は、主人が倒れたら子どもたちの将来に大きな影響が出てしまうので、保障が必要だと考えて終身型の生命保険とがん保険に入ってもらっていました。
終身型の生命保険が月に2万円くらい、がん保険が5千円くらいでした。わたしの方は3千円の共済保険に入っていました。
子どもたちが独立して、家のローンも終わったので、生命保険の保障額を見直すことにしました。
ちょうど保険の切り替え時期も近づいており、そこで保険料が上がることもわかっていたので、それも考えるきっかけになりました。
昔と今で保険に対する考え方が変わってきた
昔に比べて、今は金利がものすごく下がってしまいました。郵貯の定額貯金は、50年前には10年で毎年5%の金利が付きました。今の投資信託でもなかなかでない利率です。複利で運用されていたので、受け取るときは驚くくらいの金額になりました。
金利はどんどん下がって、今では銀行に預ける方が目減りするような状況になってしまっています。
うちでは子どものために学資保険もかけていましたが、最近では学資保険もかえって損をするようになってきてしまっています。
昔は生命保険に、節税も含めた割のいい貯蓄の要素が強かったのですが、今の金利だと、手数料分を考えると貯蓄性の保険を選ぶ意味がなくなってきています。
うちは大きな保障を考える必要がなくなったので、最低限の補償だけの、掛捨ての保険にすることにしました。
見直した今の保険
見直した結果、わたしと主人でそれぞれ掛け捨ての保険に入りました。
わたしはコープみらいの生命共済に入っており、3千円ちょっとで、主人もこれに入ろうとしたのですが、あやつはメタボで血圧も高く、入れてもらえませんでした。日頃の不摂生がこういうところに出てきてしまいます。反省してほしいものです。
けっきょく楽天生命の医療保険に入りましたが、7千円オーバーです。わたしの倍! 本当に、反省してほしいと思います。
ムチでおどして、ダイエットさせてあらためて共済に入れるようになってもらうつもりです。
わたしの方は以前のまま変わらず、主人の方を見直した分、月に1万8千円近くの節約になります。年で22万円近く自由に使えるお金が増えました。
死亡保障は2,000万円から0円になりましたが、病気やけがの時に役に立ってくれればいいです。
これから保険を考える人に
マイナス金利も来てしまいそうな今、貯蓄型の保険はメリットがありません。保険会社の運用も失敗して大赤字を出しているケースも多く、大量資金で運用することによるメリットもほとんどないようです。
保険というのは、いざという時に、ひとつの家庭の家計ごと倒れてしまわないように補助するための備えです。
金利が高くなる可能性のほとんどない今は、保険は緊急事態のための掛捨てのみにして、運用はNisaやiDecoを利用して、信託で運用するのが得策です。
証券会社も、手数料の多いところは避けて、手数料の安いネット証券を利用すれば、無駄なく運用することができます。うちでは楽天証券を使っていますが、このあたりのお話もいつかしたいと思っています。
いろいろ本も出ていますが、とりあえずはYouTubeなどで参考になる動画を見て知識を得るといいでしょう。動画をうのみにするのではなく、いろいろな人の動画を見て、自分なりに正しいと思える方向を向いていけば、悪い結果にはならないと思います。
個人的に信用できると思える動画をご紹介します。どれも10分程度の動画ですので、お暇な時に見ると勉強になると思います。
第7回 【要らない保険】本当に必要な生命保険はこれだけ【お金の勉強 初級編】
難しそうだと思う人は、アニメ版もわかりやすくて、必要な情報は入っているのでおすすめです。