9月も1/3が過ぎてしまいました。
虫の声も吹く風もすっかり秋です。
来週末に子どもクッキングを開催するので、その試作をしました。
今月作ってもらうスイーツは「チーズケーキ」です。
「ベイクドチーズケーキを焼いて、持ち帰ってもらうんだけど、天板に流して焼くかパウンドケーキ型に入れて焼くか悩んでいる…」
「調理用の紙の型があるでしょ。あれに入れて焼くのはどう?」
「あ、それならそのまま持ち帰れるし、試作してよかった型を本番でも使えるね!」
主人に相談すると、いつもわたしの思いつかない発想で返してくれます。
そしてわたしは決めたことにとらわれすぎるきらいがあるので、とても助かります。
ひとりでパウンドケーキ1本分のケーキを作るのに、作りやすい分量のレシピにするため、試作をしてみます。
チーズケーキの試作
まずはクラッカーで土台部分を作ります。
クラッカーをビニール袋に入れて、綿棒で砕いてバターと混ぜます。
シナモンパウダー少々も足して混ぜたら、パウンドケーキ型に敷き込みます。
次はケーキ生地を作ります。
常温で柔らかくしたクリームチーズに、バターを加え、泡だて器でよく擦り混ぜます。
そこに、砂糖、溶き卵、レモン汁、薄力粉、生クリームの順番に、加えては混ぜをくりかえしてなめらかに仕上げていきます。
固形のバターは扱いずらいので、チューブバターを使っています。
これだと柔らかくする手間がいりません。
紙のパウンドケーキ型に流すとき、焼いた後に取り出しやすいようにクッキングペーパーを敷いたものと敷かないものの2パターンを試してみました。
結論からいうと、クッキングペーパーを敷いたほうが形崩れなしですぐ取り出せて、カットするときはラクでした。
いい感じに焼けました。
焼き時間はあと2~3分短くでもいいかもしれません。
オーブンによっても変わるので、本番は様子を見ながら調整します。
焼いたあと、いろいろな形にカットして楽しめるのも、今回のチーズケーキの大きなアピールポイントです。
スティック状に切って、ラップで包んでテープやリボンをつければ、プレゼント用にもいいです。
主人にも参画のチーズケーキを試食してもらいました。
「これ、かなり本格的なチーズケーキになっているよ。おいしい」
主人は、味についてはけっこう辛口に採点してくるので、思わずガッツポーズが出ました。
スティックタイプも試食してもらいましたが、
「ボロボロこぼれるな、これ。かなり食べにくいんじゃ」
「うむむ」
「味はいいし、見た目もいいんだけどね」
やり方を考えてみよう。こぼれる前提で、お皿の上で食べてもらうとか。
あまり美しい解決ではないけれど…
とりあえず、チーズケーキ自体は問題なさそうです。
あとはこれを分かりやすいレシピに起こして、材料の買い物リストを作る作業にかかります。