日が暮れるのがどんどん早くなり、吹く風も熱気を感じなくなってきました。
わたしの一番好きな季節の秋、真っ只中です。
栗ご飯を作ります
知り合いの方から栗をいただきました。
今年初の栗です。
定番中の定番、栗ご飯にしていただきます。
栗を洗って、熱湯をかけてそのまま置いておきます。
こうすると皮が柔らかくなって剥きやすくなります。
小ぶりですが、虫食いもなくきれいな栗です。
こういう手間のかかる作業をしていると、いろいろ思い出がよみがえってきます。
実家の母が栗の皮むきをしていた記憶とか、父がクルミの殻を金づちで割る担当だったのとか、亡くなった主人のお父さんが栗の皮むきがうまかったなあとか…
息子たちにも、梅酒を作るための梅の目取りや、餃子の種を皮で包むとか、たくさんお手伝いをしてもらいました。
彼らにとってそれが思い出として残ってくれているとうれしいです。
栗は渋皮をすこし残して米に混ぜ込みます。
みりんとしょうゆをそれぞれ大さじ1ずつと水を合わせて、いつもの水加減になるように加えます。
あと昆布を風味付けにのせて炊きました。
炊きあがったら昆布を取り出して、全体を混ぜます。
とても甘くてホクホクとした栗でした。
初物、ごちそうさまでした。